2016年08月28日

アルフレーツ・カルニンシュ(Alfrēds Kalniņš)を聴く

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10583813668.html
2010年7月7日

《転載開始》

Alfrēds Kalniņš.jpg
Alfrēds Kalniņš (komponists) - Wikipedia Latviešu

『秋』(Rudens)1941
演奏:リエパーヤ交響楽団(Liepājas Simfoniskais orķestris)
指揮(Diriģents):イマンツ・レスニス(Imants Resnis)
http://www.youtube.com/watch?v=eRUan8s0Mqs


ラトヴィアロマン派の作曲家。
以前ここで、CD化されている彼の
カンタータ『海』Kantāte "Jūŗa"(1929-1930)
を紹介しました。
やはり、ラトヴィアらしく歌心に溢れています。
秋っぽい切ない哀感が漂っています。
歌謡曲っぽい上に、映画音楽にも使えそう。
”常套的”という人がいるかも知れません。
でも、そういう素直じゃない人は、
何を見ても聴いても感動できないでしょう。

ラトヴィアの曲って、
やたらと声楽曲ばかりCD化されているという感じ。
管弦楽曲でも、
ヤーニス・イヴァヌァウス(イヴァノフス)(Jānis Ivanovs)とか
現代音楽系ばかりという気がする。
イヴァノフスは、20世紀ラトヴィアクラシック音楽を
代表する作曲家だとは言うものの、
初期以外の作品はメロディが崩れていて余り美しくないものが多いので、
個人的には余り好きではありません。

ロマンティックな傾向のラトヴィア管弦楽曲は、
地元でも余りCD化しないようですし、
Amazonなんか、余りのローカルぶりに、扱ってくれる可能性は低い。
CD出せば絶対買いますけど、出さないのなら、
ダウンロードしても罰は当たらないでしょう。
しょうがない事です。





【訂正と追記:2011/2/28】
1919 → 1941
実は、恐らく地元でないと手に入らないと思われるCDに
収録されていました。
そのCDを紹介したサイトによると、1941年だそうです。

Latviešu klasikas dārgumi UPE CLASSICS 750404001726.jpg
Latvian Classics - Highlights - MusicWeb International
【UPE CLASSICS 750404001726】

このCDは、実は以前書いた
アンドレイス・ユルヤーンスのエントリーでも紹介済みです。
アンドレイス・ユルヤーンス(Andrejs Jurjāns)ラトヴィアの作曲家

この曲の収録されているレコードを紹介したサイトでも
1941と出ていたので、1941年で間違い無さそうです。
ALFREDS KALNINS Banuta opera suite ++ RARE Melodiya LP - WorthPoint
YouTubeに1919と出ていたのですが誤った情報のようです。
そのYouTubeに出ていたリンク先も
現在は削除されて新しく上げられていたため、
それを貼り直します。

《転載終了》



新しく上げた動画も削除されてしまったのですが、
現在はピアノ版しか上がっていない様なので、
それを貼り付けます。
ピアノ:ヴィルマ・ツィルレ(Vilma Cirule)
https://www.youtube.com/watch?v=x4x8d54Dcqc
タグ:ラトヴィア
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2016年08月14日

アンドレイス・ユルヤーンス(Andrejs Jurjāns)ラトヴィアの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10627679157.html
2010年8月23日

《転載開始》

Andrejs Jurjāns.jpg

アンドレイス・ユルヤーンス(ユルヤーヌ・アンドレイス)
(Andrejs Jurjāns, Jurjānu Andrejs)1856-1922

ラトビアの作曲家、指揮者、民謡収集家、音楽評論家。
エールグリ(Ērgļi)生まれ
父は地元の名士で、母は民謡の歌い手であった。
そんな家庭環境のため、幼い頃から民俗芸能に興味を抱いた。
1873年に始まった『ラトヴィアの歌と踊りの祭典』
(Vispārējie latviešu Dziesmu un Deju svētki)との出会いが切っ掛けで、
音楽家への道に進む意思を固めた。
サンクトペテルブルク音楽院で、リムスキー=コルサコフに学ぶ。
その後、ウクライナのハルキウ(ハリコフ)へ移住。
ラトヴィア人として初めて管弦楽曲とカンタータを書いた。
その他、歌曲、合唱曲、室内楽曲など、幅広いジャンルの曲を手掛けた。

【主な作品】
・交響的アレグロ - ヘ短調
Simfonisks Allegro(f-moll simfonijas 1. daļa)(1880)
・ラトヴィア民謡による祝典行進曲(管弦楽)
Latvju vispārējo dziesmu svētku maršs, op. 1(1880)
・ラトヴィア舞曲
Latvju dejas, op.3(1880)
・交響組曲『ラトヴィア舞曲集』
Simfoniskā svīta "Latvju dejas"(1883-1884)
・葬送行進曲
Sēru maršs(1907)
・カンタータ『祖国』
Kantāte “Tēvijai”(1886)
・ラトヴィア民謡集(計:6冊)(1894-1926刊)
6“Latvju tautas mūzikas materiālu”burtnīcas

ユルヤーヌ・アンドレイスの生涯(ラトヴィア語)
Latviešu komponists - Jurjānu Andrejs

Andrejs Jurjāns(Vikipēdija, Latviešu)
Andrejs Jurjāns − Vikipēdija Latviešu

カンタータ『祖国』(Kantāte “Tēvijai”)1886
http://www.youtube.com/watch?v=rjhCHZhC0Vs


舟歌(Barkarola)
http://www.youtube.com/watch?v=Ntr9fsHe2fQ


ラトヴィア国民楽派の祖?
ラトヴィア国民楽派の草分けとして始めて国際的名声を勝ち得たのは
ヤーゼプス・ヴィートルス(Jāzeps Vītols)ですけど、
一番最初に活躍したのは、恐らくユルヤーンスで間違いないと思います。
つまり、
ラトヴィアクラシックの父は、ユルヤーンスです!!
立ち位置としては、チェコ国民楽派に譬えれば、ユルヤーンスはスメタナ、
ヴィートルスはドヴォジャーク(ドヴォルザーク)に相当すると思います。
ユルヤーンスも、ヴィートルスも、
サンクトペテルブルク音楽院で学んだという共通点があります。

まず特筆すべきなのは、
ラトヴィア人として
初めて管弦楽曲やカンタータを
作曲したのがユルヤーンスだという事。
1880年に、『交響的アレグロ』(交響曲第1楽章《simfonijas 1. daļa》
と紹介している資料があるが、未完の交響曲の断片という意味か?)、
『ラトヴィア民謡による祝典行進曲』、『ラトヴィア舞曲』などといった、
ラトヴィアクラシック史上大変重要な曲を立て続けに書いています。
(資料によっては、『ラトヴィア舞曲』の作曲年が1880年であったり、
1883-1884年であったりとズレがあります。それらが同一のものであるか、
別々のものであるのかは不明。)
同年には、最初のカンタータ(Pirmā kantāte “Belzacara dzīres”)
も書いています。
数としては、合唱曲などの声楽曲が多いようです。
一方、ヴィートルスの方は、私の確認した限り(Wikipediaとか)では、
国民楽派の管弦楽曲を20世紀に入ってから書いている感じで、
ちょっと手掛けるのが遅いんじゃないか?と思いました。
ヤーセプス・ヴィートリス - Jāzeps Vītols, Wikipedia

それと、民謡の収集を行い、計6冊のラトヴィア民謡集
(6“Latvju tautas mūzikas materiālu”burtnīcas)
として本に纏められて出版された事も重要です。

ユルヤーヌ・アンドレイス(Jurjānu Andrejs)
という名前でも出ていたりするんですが、
一体どういう事なんでしょうか?

〇CD化の状況
やはりというか、CD化の状況はとても芳しくありません。

ラトヴィアクラシックハイライト集
LATVIEŠU KLASIKAS DĀRGUMI
HIGHLIGHTS OF LATVIAN CLASSICS
オムニバスで
『舟歌』(Barkarola)
『アチクァプス(アチコプス)』(Ačikops)
収録。
【UPE CLASSICS 750404001726】
Latvian Classics - Highlights - MusicWeb International

Latviešu klasikas dārgumi UPE CLASSICS 750404001726.jpg

ラトヴィアの愛国的カンタータ集
LATVIEŠU PATRIOTISKĀS KANTĀTES
LATVIAN PATRIOTIC CANTATAS
ルーツィヤ・ガルータ(Lūcija Garūta)
とのカップリングでカンタータ2曲収録。
祖国(1888)
歌、喜び(1895)
【RIGA RECORDING STUDIO RS 020】
Latvian Patriotic Cantatas - MusicWeb International

RIGA RECORDING STUDIO RS 020.jpg

前者はAmazonで取り扱われておらず、
後者はAmazonで
「再入荷見込みが立っていないため、現在ご注文を承っておりません 」
と出ていた(タワレコでは廃盤扱い)。

“Musica Sveciae”とか“In Flanders Fields”みたいな、
埋もれた曲を発掘して世に問うのを専門にしているレーベルはともかく、
そうでない場合は商売でやっているわけなので、
マイナーな作曲家を扱うのはかなり勇気の要る事なんでしょうね。
NAXOSは結構マイナー系を扱っていて
かなり気に入ってはいるんですけど、
ユルヤーンスのCD化はあんまり期待できませんね。

《転載終了》



『アチクァプス』(交響組曲『ラトヴィア舞曲集』より)
YouTubeに出ていたのでここに貼ります。
https://www.youtube.com/watch?v=AE7l3sfnSQ4
タグ:ラトヴィア
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2016年02月24日

ペーテリス・バリソンス(Pēteris Barisons)ラトヴィアの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11250154118.html
2012年5月31日

《転載開始》

ラトヴィアの作曲家、音楽教師。
1904年、ヴェツセールピルス(セールピルス)Vecsēlpils(Sēlpils)生まれ
ラトヴィア音楽院(現:ヤーゼプス・ヴィートルス音楽アカデミー)
Latvijas Konservatorija(Jāzepa Vītola Latvijas Mūzikas akadēmija)で、
ヤーゼプス・ヴィートルス(Jāzepa Vītola)に作曲を、
ヤーニス・メディンシュ(Jānis Mediņš)に指揮法を学び、1934年に卒業。
1945年に、同校の教師となる。
1947年、ヴェツセールピルス死去。

【主要曲】
・交響曲第1番イ長調(1935)4楽章
I simfonija La mažorā četrās daļās
・交響的絵画『リーグァ』(1935)
Līgo, simfonisks tēlojums
・交響組曲『花の装飾』(1937)5楽章>
Ziedu vija, simfoniskā svīta piecās daļās
・交響詩『伝説』(1937)
Teika, simfoniskā poēma
・交響曲第2番変ホ長調『ロマンティック』(1939)4楽章
II simfonija /Romantiskā/ Mi bemol mažorā
・ラトヴィア狂詩曲 - ピアノと管弦楽のための(1945)
Latvju rapsodija, klavierēm un simfoniskam orķestrim

Барисонс, Петерис - Wikipedia,Русский

Pēteris Barisons.jpg

画像はココから拝借。

ラトヴィア狂詩曲 - ピアノと管弦楽のための(1945)
Latvju rapsodija, klavierēm un simfoniskam orķestrim
ピアノ:ダイナ・ヴィーリッパ(Daina Vīlipa)
指揮:ツェンティス・クリチス(Centis Kriķis)
http://www.youtube.com/watch?v=fSIjEvNiE_w


交響曲第2番変ホ長調『ロマンティック』(1939)
II simfonija Romantiskā, Mi bemol mažorā
指揮:エドガルス・トーンス(Edgars Tons)
http://www.youtube.com/watch?v=etSHu5ZFDz8

http://www.youtube.com/watch?v=l1HuYvlKZPw


実はこの作曲家、2009年9月24日の記事で既に紹介しています。
超マイナークラシック曲情報(2)(ペーテリス・バリソンス『ラトビア狂詩曲』他)
で、何故再び取り上げたのかというと、
何と、YouTubeに曲が上げられていたからです!!
結局の所、CD化は未だされていないのですが、
まさか、念願の『ラトヴィア狂詩曲』が聴けたとは・・・。
それだけでも幸せです!!
何故だかここ最近、やたらと願いが叶います。
ミコラ・リセンコの歌劇『タラス・ブーリバ』のCDも日本発売しましたし。

で、Wikipediaに出ているのかどうか確認してみた所、
ロシア語版とリトアニア語版は出ていましたけど、
肝心のラトヴィア語版が何故か作られていません
(2012年5月30日現在)。
ロシア語版は内容が結構充実していますが、
リトアニア語版は余り充実していません。

前述の2009年に書いた記事では
「ロマン派的なラトビア国民楽派の可能性が高い」
という意味の事を書きましたが、実際に聴いてみると、
その通りである事が分かりました。
20世紀の活躍ですけど、分かりやすい19世紀的作風です。
『国民楽派フェチ』には大変お薦めしたい作曲家です。

気の早い私は、
既に交響曲第2番『ロマンティック』がYouTubeに上げられている事を、
2012年5月10日の記事
未CD化交響曲の色々(ロマン派・国民楽派・無名作曲家限定!!)
で報告しています。

願わくば、『ラトヴィア狂詩曲』には
何という民謡が用いられているのか知りたい!!
オリジナルの民謡がどういうものなのか?
YouTubeで調べて聴いてみる愉しさもありますから。

因みに、紹介する曲とは関係ありませんが、
『リーグァ』(Līgo)(6月23日)というのは、
『ヤーニ』(Jāņi)(6月24日)と共にラトヴィアの夏至祭の一つで、
どちらも祝祭日となっています。

YouTubeに上げられている『ラトヴィア狂詩曲』は、
2009年の記事で紹介したLPから取られた可能性が高い。
というのも、ピアノ演奏者や指揮者が全く同じ人物だったから。
YouTubeには、演奏した管弦楽団が出ていないのですが、
2009年の記事によれば、ラトヴィア放送交響楽団
(Latvijas Radio un televīzijas simfoniskais orķestra)の演奏らしい。
所々に小さな音飛びがあるので、LPは間違い無いと思います。
しかし、万一の事を考え、保留といたします。
(いつもその事で失敗しているので)

《転載終了》
タグ:ラトヴィア
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