2016年10月26日

アイヴィン・アルネス(Eyvind Alnæs)ノルウェーの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10455119054.html
2010年2月10日

《転載開始》

Eyvind Alnæs.jpg
※画像はYoutube より拝借

アイヴィン・アルネス
Eyvind Alnæs(1872-1932)

ノルウェーの作曲家・ピアニスト・オルガニスト・合唱指揮者
フレドリクスタ(Fredrikstad)生まれ。
クリスティアニア(Kristiania)(現・オスロ)で、
ヴェスティエ(ヴェステュエ)・ヴォーレル(Westye Waaler)にオルガンを、
ペーテル・リンデマン(Peter Lindemann)にピアノを、
イーヴェル・ホルテル(Iver Holter)に音楽理論と作曲を学ぶ。
その後、ライプツィヒ(Leiptig)で、カール・ライネッケ(Carl Reinecke)に作曲を学ぶ。
オスロ(Oslo)歿

【代表作】
創作主題による変奏曲(管弦楽版)
(Variations symphonique sur un thème original, op.8 for orkester)1899
交響曲第1番ハ短調
(Symfoni nr 1 i c-moll op.7)1897-1898
ピアノ協奏曲ニ長調
(Klaverkonsert i D-dur op.27)
交響曲第2番ニ長調
(Symfoni nr 2 i D-dur op.43)1923

交響曲第1番ハ短調(Symfoni nr 1 i c-moll op.7)1897-1898
Wikipediaには、
1896年にベルリンでユリウス・ルートハルト(Julius Ruthardt)
によって初演されたとありますが、Sterlingの解説書によると、
1897-98年作曲と出ているので、
内容が矛盾しております(2010.2.10現在)。
Wikipedia日本語版は、英語版を基にしているのかも知れません。
第1楽章(Allegro patetoco)は、情熱ほとばしるメロディ。
ブラームスやシューマン、チャイコフスキー辺りを思わせます。
第2楽章(Adagio)は、哀歌(エレジー)風、追悼曲(レクイエム)風。
恋愛映画にでも使えそうな、
印象的で透き通るような美しさの瞑想曲といった感じ。
同郷の先輩作曲家、
スヴェンセン(Svendsen)の交響曲の緩徐楽章を髣髴とさせます。
私はこれを聴いていて、
サミュエル・バーバーの『弦楽の為のアダージョ』
を思い出してしまいました。
第3楽章(Allegro)は打って変わって明るい元気の良いメロディ。
民謡風の哀愁のメロディも少し出てきます。
第4楽章(Non troppo Allegro)は、
ブラームス風とスヴェンセン風の入り混じった作風。
緊張感のあるメロディが大半を支配しています。
スヴェンセン風の堂々としたクライマックスは圧巻!!

交響曲第2番ニ長調(Symfoni nr 2 i D-dur op.43)1923
晩年の作品だけあって、深みがある上に、違和感も感じません。
又最終楽章は、ノルウェー民俗的旋律も用いられ、
『ノルウェーらしさ』が特に出ています。
第1楽章(Allegro moderato)は、
ワルツ(円舞曲)的メロディが様々に表情を変え、
また緊張感のある劇的なメロディも出てくるなど、
晩年の作だけあって、中々深みがあります。
第2楽章(Molto lento)は、
瞑想的なメロディやエレジー(哀歌)風の切ないメロディ。
往々にして、緩徐楽章は退屈なのが多いですけど、
これはそう感じませんでした。
第3楽章(Allegro scherzando)は、テンポの早い明るいメロディ。
細やかな動きで、喜びに満ち溢れているようです。
第4楽章(Allegro non troppo, ma molto energico)は、
ノルウェー民俗的要素が自由闊達に伸び伸びと違和感無く描かれます。
クライマックスに相応しい華やかな雰囲気に満ち溢れています。
かなりコテコテなくらいに民俗的要素が出ているので、
北欧国民楽派好きにとっては嬉しい!!



CDの購入はこちら
Symphony 1 & 2 [SACD] [Import] [from US] - Amazon,日本
交響曲第1番、第2番 - HMV
Alnaes: Symphonies No.1 Op.7, No.2 Op.43 - TOWER RECORDS

Eyvind Alnæs CDS-1084.jpg

アイヴィン・アルネス 交響曲第1&2番
演奏:ラトヴィア国立交響楽団
(Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris)
指揮:テリエ・ミケルセン(Terje Mikkelsen)
Sterling【CDS 1084-2】2009



ピアノ協奏曲のCDもHyperionから出ています。
Alnæs: Piano Concerto, Op. 27; Sinding: Piano Concerto, Op. 6 - Amazon, 日本

Eyvind Alnæs CDA67555.jpg

アルネス&シンディング ピアノ協奏曲
Alnæs & Sinding: Piano Concertos
ピアノ:ピアーズ・レーン(Piers Lane)
演奏:ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
(Bergen Filharmoniske Orkester)
指揮:アンドルー・リットン(Andrew Litton)
Hyperion【CDA67555】2007



【追記】
肖像画像とピアノ協奏曲のCDの画像追加。
ピアノ協奏曲の情報追加。
(2016/11/5)

《転載終了》



得に私がイチオシの交響曲第1番第2楽章!!
https://www.youtube.com/watch?v=nW8i0h4liQw
タグ:ノルウェー
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2016年10月12日

ヤルマル・ボルグストレム(Hjalmar Borgstrøm)ノルウェーの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10469665185.html
2010年2月27日

《転載開始》

Hjalmar_Borgstrøm.jpg
※画像はWikipediaより

ヤルマル・ボルグストレム
Hjalmar Borgstrøm(1864-1925)

【Wikipediaノルウェー語(ブックモール)版の要約】
ノルウェーの作曲家、音楽ジャーナリスト。
クリスティアニア(Christiania)現:オスロ(Oslo)生まれ
ベートーヴェン、ヴァーグナー、
リヒャルト・シュトラウスなどの影響を受ける。

マルティン・ウルスィン(Martin Ursin)にピアノを学ぶ。
1881〜1883年、ヴァイオリンと音楽理論、
作曲をヨハン・スヴェンセン(Johan Svendsen)に学ぶ。
1883〜1887年、
ルドヴィク・マティアス・リンデマン(Ludvig Mathias Lindeman)
に作曲を学ぶ。
1887〜1889年、ライプツィヒ音楽院(Konservatorium von Leipzig)で、
ウーレ・オールセン(オーレ・オルセン)(Ole Olsen)に学ぶ。
1890年、ボルグストレムの交響曲(第1番)
の演奏を聴いたグリーグから賛辞を受ける。
1900〜1903年、ベルリン、ライプツィヒ、ロンドン、パリなどへ留学。
その後、夕刊新聞(Aftenposten)
などで音楽評論家として執筆活動をした。

【代表作】
歌劇『釣り人』(3幕)
Opera”Der Fischer” tre akter(1900)
交響詩『ハムレット』(ピアノと管弦楽)
Symfonisk dikt for klaver og orkester“Hamlet” op 13(1903)
交響詩『ゲッセマネのイエス』
Symfonisk dikt“Jesus i Getsemane” op 14 (1904)
交響詩『ヨーン・ガブリエル・ボルクマン』
Symfonisk dikt“John Gabriel Borkman”op 15(1905)
交響詩『死者の夜』
Symfonisk dikt“De Dødes Natt” op 16(1905)
交響詩『思考』
Symfonisk dikt“Tanken” op26(1916, 1917?)

Hjalmar Borgstrøm - Wikipedia, ‪Norsk bokmål‬



歌劇『リーモルのトゥーラ』(1894)
Opera“Thora paa Rimol” to akter, op 7
以前、超マイナークラシック曲情報(3)(ノルウェー編)

で紹介したボルグストレムですが、
やはり、”超”が付くくらいの無名作曲家だけあって、
聴く前は不安でした。
「ハズレだったらどうしよう・・・」と。
でも、その不安は杞憂に終わりました。
逆に、何で無名なのか不思議に思う様になりました。

この曲は、一言で言うと、
リヒャルト・ヴァーグナーからの影響を強く感じます。
初期作品の割には、
オーケストレーションがとてもしっかりしている上に、
劇的表現力の巧みさと、
とても印象深いメロディの多さに圧倒されました。
その上、ノルウェーの歴史が題材となっている、
まさしくノルウェー国民楽派。
ノルウェーの民族的旋律の要素はそんなに感じませんが、
魅力的なメロディの多さがそれを補っていると感じました。
スウェーデンでいうところの、アンドレアス・ハッレーン(ハレーン)
(Andreas Hallén)に近い?
ハッレーンの
オペラ『ヴァイキングのハーラル』
Oper ”Harald der Viking”(1881)
を髣髴とさせます。

序曲からして、ヒーローサウンドっぽい要素を感じます。
まさに”冒険物語””RPG”という感じ。
聴き所の宝庫ですけど、その中でも特に印象的な場面は、
ディスク1のトラック3のトゥーラの独唱部分。
花の様に美しく可愛らしいメロディですが、それが結構長い。
その長い独唱が終わると、同じフレーズを混声合唱がなぞります。
私は最近、1人で絵を描いている時などは、
このフレーズをよく口ずさみます。

無名のオペラには、聴き所の宝庫みたいな曲があったりします。
ペーター・アーノル・ハイセ(Peter Arnold Heise)の
悲歌劇『王と代官』
Tragisk sangdrama“Drot og Marsk”(1878)
とか
ハーミシュ(ハーミッシュ)・マッカンの
歌劇『ジーニー・ディーンズ』
Opera“Jeanie Deans”(1894)
など。
前者は、デンマークロマン派歌劇の最高峰と呼ばれていて、
後者は、天才作曲家によるミュージカルを先取りした様な雰囲気の
スコットランド民族オペラです。
有名なオペラなんか、物凄く有名な一部分と、
退屈な大部分とで構成されているのではないか?
という偏見のようなものが私にはあります。

実は、ノルウェーのレーベルNKFから
交響詩『ハムレット』(ピアノと管弦楽)
Symfonisk dikt“Hamlet” op 13(1903)
交響詩『思考』
Symfonisk dikt”Tanken” op 26(1916, 1917?)
【NKFCD 50026-2】
らの収録されたCDが出ていたそうですけど、現在は廃盤の上、
ネット上にもその情報が僅かに出ている程度。
しかも、その情報の大半が、日本人によるものだったりする。
日本人は、何とマメなのだろう!!
それはともかく、こっちも聴いてみたいところです。



Hjalmar Borgstrøms Thora på Rimol-1 PSC 1230.jpg



歌劇『リーモルのトゥーラ』
Opera ”Thora på Rimol”
・トゥーラ(Thora) : ランディ・ステーネ(Randi Stene)mezzo
・オラヴ・トリグヴァソン(Olav Tryggvason) : ハーラル・ビョルコイ(Harald Bjørkøy)tenor
・ホーコン伯爵(Earl Haakon) : トロン・ハルスタイン・ムー(Trond Halstein Moe)baritone
・カルク(Kark) : オドビョルン・テンフョルド(Oddbjørn Tennfjord)bass-baritone
演奏:トロンハイム交響楽団
Trondheim Symfoniorkester
指揮:テリエ・ボイェ・ハンセン
Terje Boye Hansen
SIMAX【PSC 1230】2002

Amazon
Amazon.co.jp : Thora Paa Rimol-2 - ミュージック
HMV
歌劇『リーモルのトゥーラ』全曲 (2CD) - HMV
TOWERRECORDS
Borgstrom: Thora at Rimol - TOWER RECORDS ONLINE

《転載終了》
タグ:ノルウェー
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2016年10月05日

オーレ(ウーレ)・オルセン(Ole Olsen)ノルウェーの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10492333581.html
2010年3月27日

《転載開始》

800px-NFB03270_Ole_Olsen.jpg
Ole Olsen - Wikipedia Norsk bokmål

オーレ(ウーレ)・オルセン
Ole Olsen(1850-1927)

ハンメルフェスト(Hammerfest)生まれ
父イーヴェル・オルセン(Iver Olsen)は、オルガニスト。
1865年、時計職人の修行のためトロンハイムへ移り、同時に音楽も学ぶが、
最終的には音楽の道に進む事を決意。
1868年、師のユスト・リンデマン(Just Lindeman)に代わって
トロンハイムの大聖堂のオルガニストとなる。
1871年にライプツィヒへ移り、同地の音楽院で1874年まで学ぶ。
その間、交響曲ト長調やオペラ『スティグ・ヴィデ』(Stig Hvide)を書き始める。
1874年から、クリスチャニア(現・オスロ)で残りの人生の殆どを過ごす。
音楽協会のオーケストラを指揮する。
その他、合唱団、軍楽隊、フリーメーソンのオーケストラ等の指揮者や
ピアニストとして活躍をする。
1927年、オスロ(Oslo)歿。

【代表作】
歌劇『スティーグ・ヴィーデ』(スティー・ヴィーズ)
(Opera ”Stig Hvide”)1872-1876
歌劇『ライラ』
(Opera ”Lajla”)1893
喜劇『勇者スヴァイン』(5幕)
(Eventyrkomedie i fem Akter ”Svein Uræd” op.60)1890
オラトリオ『ニダロス』
(Oratorium ”Nidaros”)1897
カンタータ『ルドヴィ・ホルベア』
(Kantate ”Ludvig Horberg”)1884
交響曲ト長調
(Symfoni i G-dur, op.5)1875完成
交響詩『アスゴールの騎行』
(Symfonisk dikt ”Asgaardsreien”, op.10)1878
交響詩『妖精の踊り』
(Symfonisk dikt ”Alvedans”, op.12)1880

以前にも少し紹介したノルウェーのマイナー作曲家ですが、
今までは、オムニバスによる録音が幾つか出ていましたけど、
やっと、オルセンだけを取り扱った本格的管弦楽曲集が出ました!!
で、期待以上の出来で感激です!!
何で今まで出なかったの?と思うくらいの感じです。
最近のスターリングは、ノルウェー系に力を入れているようで、
私がここ最近紹介している作曲家も、やたらとノルウェーが多いです。

よく、無名の作曲家についての頑迷な偏見というのがあります。
「無名になったのには、それなりに魅力が無かったからだろう!!」とか、
そんなの。
それから、知名度で良し悪しを判断するミーハー感覚とかも、理解不能。
有名な作曲家の曲でも、ショボイのはあるだろうに。
”水戸黄門”辺りによくある権威に土下座する感覚が理解出来ない私は、
つくづく日本人離れしているのかな?と思ってしまったりしますけど。
それはともかく、感想いきます。



交響詩『アスゴールの騎行』(1878)
Symfonisk dikt ”Asgaardsreien”, op.10
出だしが、ハルヴォシェン(ハルヴォルセン)
の交響曲第2番第4楽章を彷彿とさせる、
緊張感のあるヒーローサウンド風メロディ。
黄金バットでも出てきそうな、スポ魂アニメの様な雰囲気。
初期の管弦楽作品にしては、
オーケストレーションがしっかりしていて、尚且つ大胆。
細かい複雑な音のうねりがたまりません。
民謡風の牧歌的なのんびりしたメロディも出てきますが、
もろ新ロマン主義の影響を強く受けている感じで、
劇的で強烈な描写も出てきます。
ピッコロによる羽目を外した感じの人を驚かす様な強奏は、印象的。
ちょっと”ワルキューレの騎行”も彷彿とさせ、
ヴァーグナー好きにはお薦めです。
曲の締めくくり(終止音)も息が長く、とても劇的。
因みに、解説書の表紙に使われている絵は、ノルウェーの画家
ペーテル・ニコライ・アルボ(Peter Nicolai Arbo,1831-1892)による
オースゴールの騎行(Åsgårdsreien, Aasgaardsreien, 1872)。
北欧神話などを主に描いた画家のようですが、
いかにも”ワルキューレの騎行”を彷彿とさせる、
勇壮でカッコいい絵画ですね!!
胸をはだけた女性(女神?)が勇ましい!!
下の方にその絵の画像を表示しています。
CDの解説書では、アルボの生没年が『1851-1935』となっていますが・・・。
北欧神話のアースガルズ(Ásgarðr)と同一なんでしょうか?ちょっと不明。



交響曲ト長調(1875)
Symfoni i G-dur, op.5
この交響曲は、ノルウェー交響曲の最高峰と言われる
スヴェンセンの交響曲にかなり似ています。
その交響曲に、出来栄えでも遜色無いと思います。
それ所か、スヴェンセンの交響曲を、更に洗練させた様な感じ、
と言ったら誉め過ぎか?

第1楽章(Allegro maestoso)
如何にも春の訪れを喜んでいる様な、躍動感と優しさのあるメロディ。
有名な曲で言えば、シューマンの交響曲第1番『春』を彷彿とさせる。
が、全体的にやや平坦で余り起伏に富んでいない印象を受けるのが
ちょっと残念。
一般的に交響曲の第1楽章は、主要部という意味合いがあったりしますが、
この交響曲の第1楽章は、「起承転結」の「起」部分という感じ。

第2楽章(Scherzo.Allegro)は、上品な明るさを感じるワルツ(円舞曲)。
北欧的な清澄な雰囲気が感じられ、まるで妖精でも踊っているようです。
表情の豊かさに溢れています。
第1楽章と同様、春の訪れを喜んでいる様な感じ。

第3楽章(Andante)は緩徐楽章で、優しいメロディが支配します。
もの哀しい哀愁の旋律やほのぼのした明るいメロディなどが出てきますが、
いずれも民俗的旋律がベースになっています。
スヴェンセンの交響曲の緩徐楽章を彷彿とさせます。
鄙びた感じが北欧音楽好きにはたまらないと思います。
一番盛り上がる部分はとても感動的です!!

第4楽章(Andante quasi adagio - Allegro assai)
北国的で幻想的な雰囲気のやや長い序奏のあと、
躍動感溢れる清澄な明るいメロディが出てきます。
構成やメロディラインなどが、
スヴェンセンの交響曲の最終楽章に似ていますが、
それを更に洗練させた様な感じ。
スヴェンセンの交響曲の最終楽章は、コテコテ感がかなりあるのですが、
そのコテコテ感を弱めてお洒落っぽくした感じです。



弦楽合奏による組曲
(ヌールダール・ロルフセンによる喜劇”勇者スヴァイン”より)
Suite for strykere fra Eventyrkomedie Svein Uræd, op.60
ヌールダール・ブルーン・ロルフセン(Nordahl Brun Rolfsen, 1848-1928)
の書いた喜劇から7曲を選んで弦楽オーケストラにしたもののようです。
第1曲『歌』(Sang)
第2曲『オーロラと氷山』(Nordlys og isfjell)
第3曲『春』(Vår)
第4曲『夢』(Drøm)
第5曲『ロマ《ジプシー》たちの間で』(Blant sigøynere)
第6曲『小人たちと妖精たち』(Dverger og alfer)
第7曲『黄昏の歌』(Solefallssang)
概ね、グリーグやスヴェンセンらの弦楽合奏曲を彷彿とさせる
うっとりするような北欧民俗旋律風の透き通った魅力あるメロディ。
『ジプシーたちの間で』だけは、
妖しく激しい躍動的舞曲風旋律で他とは趣が違い、
それがアクセントとなっています。
ちょっと、ロマン派の枠組みを越えた様な大胆な描写です。



【追記】2014年3月2日
ペーテル・ニコライ・アルボによる『オースゴールの騎行』は、
日本語版Wikipediaでは「ワイルド・ハント」の題名で紹介され、
制作年が1868年となっていますが、この記事を書いた当時は、
日本語版頁が作成されておらず、英語版Wikipediaを参考にしました。

英語版のみならず、ノルウェー語(ニーノシュク)版でも、
「1872年」と紹介されています。
ペーテル・ニコライ・アルボ - Wikipedia



Ole Olsen CDS 1086-2.jpg

オーレ・オルセン:交響詩『アスゴールの騎行』:交響曲:弦楽組曲
演奏:ラトヴィア国立交響楽団(Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris)
指揮:テリエ・ミッケルセン(Terje Mikkelsen)
STERLING【CDS 1086-2】2009



【修正】2016年10月7日
肖像写真追加。
スティグ・ヴィデ → スティーグ・ヴィーデ(スティー・ヴィーズ)
ルドヴィー・ホルベア → ルズヴィ・ホルベア

《転載終了》



葬送行進曲(Sørgemarsj, Op. 41)
https://www.youtube.com/watch?v=xQ0MWR83RgQ
タグ:ノルウェー
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