2016年12月11日

最狂最凶ロックンロールについて(GG Allin, The Cramps 他)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10440304362.html
2010年1月22日

《転載開始》

これから書く事は、かなり”自分語り”になる上に、
一部の人々をとても不快にさせる内容が込められていますので、
ご了承ください。
不快に思っても、多目に見てやってください。

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私は根っから、流されるのが大嫌いな性分で、
皆が右を向いていると左を向こうとする。
とはいっても、軽薄な感覚でやっていたわけではありません。
只単に社会のルールに反発する事がカッコいいみたいな、
子供じみた感覚は逆に軽蔑していました。
本人は自由に生きているつもりだけど
実際は周囲に合わせようとしている若者を。
ヤンキーなんかそうじゃないですか?
ヤンキーって、皆同じ様な恰好じゃないですか(怒らないでね!!)?

ロックンロールに対しても、実はそんな感じで軽蔑しておりました。
ロックンロールファンも、結局皆流されているんじゃないかって。

ルーズファッションに多大な影響を与えたと思われる
ニルヴァーナの恰好だって、
元は意図的にそういう恰好をしていたわけではなく、
本当にお金が無いからそういう恰好をしていただけらしいし。
その恰好が、皮肉にも現在では
若者の一般的な服装になっているという状況に対して、
カート・コベインはあの世でどう思っているのでしょうか?

「女にモテたいからロックをやっている」みたいな言葉も有名です。
正直なところが好感持てますが、
はっきり言ってダサい(怒らないでね!!)。
ロック自体ガチガチに縛られている
というイメージを、若い頃から抱いておりました。

何か、「ダサい」と思われる事に対して、
皆恐れおののいているのではないか?
本当の勇気は、
軽蔑されようがバカにされようが意に介さず
信念を貫く事だと思います。

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私は、流されるのが嫌いな性分のため、
趣味に於いてもそれが強く反映されています。
ロックを聴くにしても、殺害塩化ビニールとか人間大学レコードみたいな、
お下劣系ばかりを好んでいましたし、
クラシック音楽は、無名のものばかりを好んで聴いています。
勿論只単に無名だというのではなく、
内容もちゃんとしっかりしているものです。
単なる”天邪鬼”ではありません。
アニメも、
日本には決して入ってこないだろうと思うものばかりを観ています。
とにかく、中味のある”反主流””反権威”を
貫ぬこうとしていました。

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そんな時、GGアリンというパンクロッカーの
存在を知りました。
その瞬間「これだッ!!」と思いました。
GGアリン - Wikipedia、日本語
ロックシーンから目を背けていたせいか、
ずっと彼の存在に気付きませんでした。
彼が誕生した時のエピソードからして、伝説的というか。
ロッカーとして史上最も無茶苦茶な事をやっていたそうですが、
曲自体も良いと評判のようです。
暴力はいただけないと思いますが、
媚びないという1点に於いては共感持てます。

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実は、私の友人に
遠藤ミチロウ(ザ・スターリン)
が好きだという人が何人かいて、
私がその存在を全く知らなかった事に対して
驚いていました。
ロックにまともに目を向けていなかったので当然です。
でも、このバンドの存在を若い頃から知っていたら、
私はどうしていただろうか?
否、多分何も興味を示さなかったかも。
若い頃はかなり”老人子供”的な所があり、
「最近の若者は・・・」みたいな事をよく口にしていました。
それが何故だか歳を取るに従い、
精神年齢が逆に若くなっていっている感じがします。
他の人と逆行しているというか・・・。
Wikipediaの”日本のパンク・ロック”を見てみると、
他にも濃いのがいっぱいいますね。

その友人の1人からは、頭脳警察
裸のラリーズ(Les Rallizes Dénudés)
を一押しされました。
前者は、デビューした時代がそうだからなのかも知れないけど、
第1曲目から”世界革命戦争”を宣言する反体制ロックで、
アルバムの発売中止
(3億円事件のモンタージュ写真が使用されている)
や放送禁止に見舞われ、最新アルバムも18年振りという。
後者は、メンバーによど号ハイジャック事件の犯人である
若林盛亮がいます。
活動も、長い間休止している上に、
音源も現在は廃盤となっており、海賊版を聴くしかないような状況。
ヴォーカルの水谷孝は現在行方不明と言われていますが、
恐らく、彼の愛するフランスにいるものと思われます。
そういった状況が、伝説的な雰囲気を醸し出しています。
特徴としては、独特の髪型に、
フィードバック奏法による大音量のノイズが挙げられるのですが、
ファンによれば、不思議と耳障りではなく、心地良いノイズだとのこと。
それが、ラリーズの支持される理由なのでしょう。

裸のラリーズ.jpg
1978年11月1日 裸のラリーズ with FRICTION, 青山ベルコモンズ - はてなフォトライフ

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話はGGアリンに戻りますが、実は、
彼の記録映画が2年ほど前に渋谷で上映されていたようです。

映画『全身ハードコア GGアリン』
(Hated)
シアターN渋谷(2008.1.12)
PLNET+1(2008.1.25)

全身ハードコア GGアリン.jpg

もしこの上映の事を知っていたら、絶対観に行ってました。
観に行けなくて残念に思いましたが、DVD化されているので安心!!

全身ハードコア GGアリン [DVD] - Amazon, 日本

それと、もう一つ気になったバンドが、
ザ・クランプス(THE CRAMPS)という変態夫婦バンド。
1978年に、カリフォルニアの精神病院で慰問ライブをやるという、
みずのき寮の西垣籌一も真っ青な事をやりました。
日本では絶対出来ないと思います。

で、その映像が、
前述のGGアリンの映画と2本立てで上映されていたというのです!!

映画『ザ・クランプス 精神病院ライブ』
(The Cranps: Live at Napa State Mental Hospital)
シアターN渋谷(2008.1.12)
PLNET+1(2008.1.25)

ザ・クランプス 精神病院ライブ.jpg

これもDVD化されています。

ザ・クランプス 精神病院ライブ [DVD] - Amazon, 日本

http://www.youtube.com/watch?v=c52v8VQhEHA


取り敢えず、ロックに余り詳しくないという事もありますし、
この辺でやめときます。
色々偉そうな事書いてすいません。

《転載終了》
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2016年09月25日

交響詩『グラディウスV』(1990)

交響詩 グラディウスV.jpg
交響詩グラディウスIII - Amazon

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10510971145.html
2010年4月17日

《転載開始》

私の所有しているCDの中の古いものを、久々に聴いてみました。
交響詩『グラ3』です。
そういえば、この曲が出てから今年で丁度20年です。
私がこの曲のCDを買ったのには、まず第一に、
当時はゲーマーだったという事と、
クラシック音楽が好きだったからという、2つの理由がありました。
で、聴いてみたところ、内容的に良かったと思う所と、
イマイチだったかな?と思う所と
混ざった感じでした。
その理由を述べる前に、
この曲についてのネットのレビューを調べてみたところ、
そんなに多く語られておらず、語られていたとしても、
ちょっと芳しくない評価だったりします。
現在では廃盤になっているみたいで、
やや埋もれている感じではありますが、
だからこそ、取り上げる価値があると思いました。
因みに、初回限定版は、化粧箱入りです。

それから、この曲が作られた1990年というのは、
『グラV』のサントラが、
ゲームミュージック史上初のオリコンチャート入りで
26位という快挙を成し遂げたという、
記念すべき事件もありました。
こちらは、ユーザーに高く評価された様ですが。>

〇違和感
その違和感というのは、まず私は、
交響組曲『ドラゴンクエスト』の様な、
大体オリジナルに忠実に沿ったオーケストレーションを
期待していた所にあったりします。
その期待通りで無かった事による違和感。
それと、『交響詩』というからには、
クラシカルな感じのものを期待していたわけですけど、
その枠組みを大幅に超越したアレンジだったからです。
聴いていて戸惑いました。
ピアノによるJAZZのフレーズや、
エレキやドラムスによるロックンロールなフレーズ。
まあ、クラシック曲でも、
ジャズのフレーズを取り入れた曲ってありますけどね。
それと、電子音響も取り入れられていました。
こういった要素が強く出ている箇所は、
正直クラシックじゃないなと思いました。
あと、『ファーストグラディウス』のボスのBGMアレンジは、
かなり失敗しています。
緊張感所か、妙にほのぼのしていて可愛らしい感じ。
機関車をテーマにした童謡みたい。
「なんだ坂、こんだ坂」
「シュッシュッポッポシュッシュッポッポ」という感じです。

後は、皆良かったと思います。
序曲とか、最終楽章とか、
グラUのFarewelのアレンジとか、特に良かったです。

交響組曲『ドラゴンクエスト』の様な、
オリジナルの忠実なアレンジではなく、
より有機的に統合、発展したアレンジを目指したというのは、
この曲の作曲者である長谷川智樹氏の言葉にも明らかで、
その意気込みは凄い買ってます
(偉そうな事を言うつもりはありませんが)。
その目論見が達成されているかどうかは、
各々が判断してください。
また、音楽を聴いて物語をイメージさせる事を
念頭に入れていたそうで、その為、
多分にBGM的要素が強くなっている気がします。
個人的には、もうちょっと観賞用的要素を強くして欲しかった。
リヒャルト・シュトラウスとか
エクトル・ベルリオーズばりの超絶技巧的管弦楽アレンジとか
(でもそれだと、演奏する方もかなり大変だろう)。
私は多分、保守的なのかもしれません。

〇楽器編成:楽曲構成など
基本は2管編成ですが、変わっているのは、
オーボエとファゴットがそれぞれ1管だけというところ。
それと、ホルンが4管とトロンボーンが3管、テューバが1管なのは、
19世紀に於ける平均的管弦楽編成ですけど、
トランペットが3管なのは珍しい。
ショーソンの交響曲(1890)のようです。
それに、ドラムス、打楽器3、ハープ、ギター、ピアノ、弦楽。

原則的に交響詩というのは単一楽章ですけど、
この曲は8楽章に分かれています。
まあ、他にも複数楽章の交響詩は存在しますから。
でも、言葉の意味に囚われるのも余り意味は無いと思います。
ラロの『スペイン交響曲』は、実質ヴァイオリン協奏曲ですし、
ベルリオーズの『交響曲イタリアのハロルド』は、
ヴィオラ協奏曲に近い。

交響詩 グラディウスV-2.JPG

交響詩グラディウスV
作曲:コナミ矩形波倶楽部
編曲:長谷川智樹
演奏:コナミ・フィルハーモニック・オーケストラ
【KICA 1010】1990

《転載終了》
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2016年08月07日

冗談音楽の世界(1)クラシックメドレー篇

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10653249710.html
2010年9月19日

《転載開始》

私が”冗談音楽”なるものの存在を知ったのは、1990年代半ば頃に
ホフナング音楽祭1988(The Hoffnung Festival of Music)
LONDON【POCL-3729/30】

ホフナング音楽祭1988.jpg

のライヴ録音のCDと出会った事によってです。
早速買って聴いてみたら、面白いのなんの!!
クラシック音楽を用いた様々なギャグのオンパレード!!
日本では知られていないネタもありますけど、
パロディの場合は概ね、
クラシック音楽のとりわけ有名なメロディを用いているため、
クラシック音楽をよく知らないという人にも面白さが分かるかも知れません。
しかし、現在ではそのCDは廃盤になっています。
DVD版は出てるんですが、内容が一部カットされているのでそれが残念。
というか、別の年(1992年)に行われた演奏会の映像です。
ホフナング音楽祭については、
マッガナゴール(マクゴナガル)紹介エントリー
の時にも軽く触れましたが、詳細は別の機会に述べるとします。

他にも”冗談音楽”について色々調べてみたら、
P.D.Q BACHスパイク・ジョーンズ(Spike Jones)
異色ピア二スターHIROSHI
などといった冗談音楽アーティストの存在も知りました。
三者とも、私はCDを所有しております。
スパイク・ジョーンズは、
私が生まれた時には既に亡くなっていた古い人ですが、
確か”ひらけポンキッキ”でその音楽が使われていたと思います。

で、たった今検索で他にも色々と調べてみたところ、
山本直純も同様の事をやっていると知りました。
その他、クラシック音楽を違うジャンルの音楽にアレンジする
杉ちゃん&鉄平を知らなかった事も迂闊に思いました。
前者は故人ですが、後者は現在大活躍中らしい。
早速CD購入して聴いてみます。

あと、あらゆるジャンルの”音楽”をコケにしたような
はなとゆめ(殺害塩化ビニール)
は、個人的にもの凄くお気に入り!!

パロディは低く見られがちな所がありますけど、
何だかんだ言って面白い!!
単純に楽しめれば良いと思うんですけどね。
それでは、メドレー編といきましょう。





人気協奏曲(フランツ・ライゼンシュタイン)
(Franz Reizenstein, Concerto Popolare)1956
Franz Reizenstein - Wikipedia, English
ドイツ生まれのユダヤ人作曲家、コンサートピアニスト(1911-1968)。
僅か5歳で作曲し始めるなど、幼少は神童と見なされていた。
1934年に、ナチスの迫害を恐れ、イギリスに移住。
(以上、Wikipedia情報より)
『人気協奏曲』は、
『チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番』と『グリーグのピアノ協奏曲』
のフレーズを主軸に、
様々な有名クラシック曲のフレーズを上手く絡ませる技は
お見事と言うしかない!!
第1回ホフナング音楽祭(1956)で初演されたという。
YouTubeに出ているのは、そのライヴ録音らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=pdomp-QOXCA






オーケストラメドレー(フランク・バターワース)
(Frank Butterworth, Orchestral Switch)
Wikipediaには、同姓同名の別人が出ています。
彼については、残念ながらよく分かりません。
この曲は、42もの有名なクラシック曲のフレーズを、
僅か14分に上手くまとめたものです。
よく”ニコニコ動画”で『忙しい人のための・・・』というのがありますけど、
そのクラシック音楽版なわけです。
否、違うか。
”クラシック曲お徳用セット”ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=N4Pm4ojdT7s






ピアノと管弦楽のための不協奏曲(ウィルフレッド・ジョゼフス)
(Wilfred Josephs, Disconcerto for piano & orchestra, op.138)1985
Wilfred Josephs - Wikipedia, English
The Wilfred Josephs Society
イギリスの作曲家(1927-1997)。
上に示した2曲もこの曲も、
全て『ホフナング音楽祭1988』に収録されています。
この『ピアノ不協奏曲』は、やっている事は前述の『人気協奏曲』と同じで、
有名なクラシック曲のフレーズを色々と上手に利用したものですけど、
こちらの方が、格段とパワーアップしている感じです。
只上手く組み合わせているのではなく、強烈な”毒”があります!!

まず冒頭で、ピアノによる現代音楽風の無機的な下降音が出てきて、
「一体何なんだろう?」と思っていたら、実は『タンホイザー序曲』の、
あの有名な弦楽による連続する三連符の下降音の
強烈な毒のあるパロディでした。

続いて、グリーグのピアノ協奏曲第1楽章の冒頭のティンパニの
クレッシェンドからトゥッティと、
シューマンのピアノ協奏曲第1楽章の冒頭の
トゥッティの後のピアノ独奏部の接続が出て来るんですが、
「俺も同じ事を考えてたよ」と思いました。
グリーグのPコンとシューマンのPコンは、
第1楽章の冒頭部分が似通っていますけど、
実際グリーグのPコンは、
シューマンのPコンの影響を受けているといいます。

その後は、モーツァルトの『ピアノソナタ16番』第1楽章を
ルンバのリズムに乗せるとか、
メンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲』を
ピアノ協奏曲に改変してしまうとか、
ショパンの『子犬のワルツ』を、
調子を外した音程でおどけた感じにするとか、
『ウィリアムテル』序曲の”スイス軍の行進”の序奏から、
フチークの『剣闘士の入場』へ繋げるなどといった
様々なお遊びが出てきて、聴いていて爆笑しました。

とにかく『ホフナング音楽祭1988』収録曲の中で、
一番気に入っております!!

《転載終了》



2016年8月現在、
YouTubeには『人気協奏曲』しか見つけられませんでした。
ピアノ : イヴォ・カハーネク(Ivo Kahánek)
指揮 : ヤクプ・フルーシャ(Jakub Hrůša)
演奏 : ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団(Filharmonie Brno)
https://www.youtube.com/watch?v=BV9YvlPSHZ8
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