2017年07月02日

超マイナークラシック曲情報(ラトビア・エストニア)

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10345794662.html
2009年9月19日

《転載開始》

日本では殆ど全く知られていない
マイナーなクラシック作曲家その他のレア情報を
幾つか発見したので、取り敢えず紹介します。
ここに紹介した作曲家は、
少なくとも聴けた限りでは皆ロマンティック(穏健)な作風であり、
聴けてない作曲家の曲も、
生年から察してロマンティックな分かりやすい曲を書く
作曲家だろうと思います。
(追記:ヤーニス・カルニンシュの生没年を、
誤ってヤーニス・メディンシュの生没年と混同して出していました。
ここにお詫びして訂正します。)
 
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Jānis_Kalniņš.jpg
Jānis Kalniņš - Wikipedia Latviešu
 
ヤーニス・カルニンシュ(1904-2000)
Jānis Kalniņš
『ラトビア狂詩曲』(1956)
Latvju rapsodija simfoniskajam orķestrim
イェーカプス・メディンシュ(Jēkabs Mediņš)
という作曲家の存在を知った私は、
その作曲家について調べてみました。
すると、以前にも何度か紹介した作曲家であるヤーニス・カルニンシュの
『ラトヴィア狂詩曲』を、ついでにたまたま発見してしまいました。
Jānis Kaijaks - Latvijas Mūzikas informācijas centrs
ヤーニス・カルニンシュは、
19世紀後半的な分かりやすい作風を示しており、
国民楽派フェチにとってはたまらないお宝であろうと思いますが、
何分録音の存在を確認しておりません。
ラトヴィアは現在、財政的に大変な状況に喘いでいるようなので、
今のところ自国の作曲家の紹介に
力を入れる場合ではないのかも知れません。
でも、こういった『平均的にウケそうなの』が概ね顧みられず、
現代音楽系の一般聴衆を置き去りにした様な作曲家ばかり
光が当てられている気がするのは、気のせいでしょうか?
あと、有名な曲ばかりとか。
つまり、概ね無名で尚且つ親しみやすい曲が
不遇の扱いを受けていると思うのです。
カリンニコフが永年不遇だったことが何よりの証拠。
話はちょっとズレますが、『権威』と『ミーハー』って、
相反する様に見えて、実はベクトルが同じ気がする。
有名な認められているものばかりに目を向けるという意味では。
まあ、ミーハーさんは権威の後追いをするだけですから、
ベクトルが近いのも頷けます(何だか私、とんでもない事言いました?)。
 
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Jēkabs_Mediņš.jpg
Jēkabs Mediņš - Wikipedia Latviešu
 
イェーカプス・メディンシュ(1885-1971)
Jēkabs Mediņš
『トランペット協奏曲』
Koncerts trompetei un orķestrim
『トロンボーン協奏曲』
Koncerts trombonam un orķestrim
『ホルン協奏曲第2番』
Otrais koncerts mežragam un orķestrim
イェーカプス・メディンシュについて調べると、
上記の曲を書いているとの情報を公開しているサイトを発見。
上に示したアドレス先のページと一緒です。
Jēkabs Mediņš - Latvijas Mūzikas informācijas centrs
どんな曲なのかは全く分かりませんが、
生年が1885年でラトビアだという事を考えると、
ロマンティック(穏健)な作風の可能性が高そうです。
Праздник песни и танца
Mediņš, Jēkabs - KAKTUSS
合唱コンクールの課題曲にも彼の曲が使われているようです。
大きな愛の木よ(MĪLESTĪBAS KRĀŠŅAIS KOKS)1959
過去のコンクール記録 - 安積高校合唱団ホームページ
我が祖国に(Tēvu zemei )1940
Mediņš, Jēkabs (Latvia) 1885-1971
 
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Juhan Aavik.jpg
Aavik, Juhan | Estonian Music Information Centre
 
ユハン・アーヴィック(1884-1982)
Juhan Aavik
『エストニア狂詩曲』(1929)
Eesti Rapsoodia
『ラトビア狂詩曲』を発見したその流れで、
『エストニア狂詩曲』って無いだろうか?
と探してみました。
『リトアニア狂詩曲』は、ポーランド版リヒャルト・シュトラウス、こと、
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(Mieczysław Karłowicz)が作曲していて、
尚且つCD化もされています。
(そのCDを持っています)
宗教音楽は別として、エストニアのクラシック音楽の歴史は浅く、
エストニア初の管弦楽曲が作曲されたのは、
1890年代にもなってからです。
ルドルフ・トビアスの『ユリウス・カエサル序曲』
(Rudolf Tobias, Sümfooniline avamäng ”Julius Caesar” 1896)
が最初です。
アルトゥル・カップの『劇的序曲ドン・カルロ』
(Artur Kapp, Sümfooniline avamäng ”Don Carlos”1899)
がそれに続きました。
それを思えば、アーヴィックは、
エストニアクラシック音楽黎明期の作曲家の一人と
看做せそうです。
>つまり、穏健な作風であるに違いない。
 
何と、冒頭の部分だけですが、視聴する事が出来ます↓
あんまりよく分かりませんが。
NAXOSの音楽配信サイトの様なノリ?
指揮:ロマン・マツォヴ(Roman Matsov)
演奏:エストニア放送交響楽団(Eesti Raadio sümfooniaorkester)
muusika24.ee
 
こちらでは、詳細が述べられています↓
幾つもの協奏曲の他、交響曲は2篇も書いているようです。
多作なのに勿体無い。
これから目を向けられる事を、祈っています。
Works - Aavik, Juhan | Estonian Music Information Centre
 
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Eduard Tamm.jpg
Eduard TammのDiscogsにおけるディスコグラフィ
 
エトゥアルト(エドゥアルド)・タンム(1879-1941)
Eduard Tamm
『エストニア狂詩曲』(1933)
Eesti Rapsoodia
『エストニア祝典行進曲』
Pidulik eesti marss
もう一人、『エストニア狂詩曲』を書いている人がいました。
生年をご覧ください。
エストニアクラシック音楽の祖の一人、
アルトゥル・カップの1コ下です。
YouTubeに出ている曲(後述)を聴いて、
穏健な作風であるのが分かりました。
 
しかも、CD化されています↓
2009年に出たばかりのようです!!
エストニア語が分かれば、クレジットで買えるのかも知れません。
(追記:2016年にエストニアに買い付けに行った所、売り切れでした)
指揮:ペーテル・サーン(Peeter Saan)
演奏:エストニア国防軍軍楽隊(Esitab Eesti Kaitseväe Orkester)
Eduard Tamm Eesti rapsoodia - Lasering
 
Eesti rapsoodia.jpg
Eesti rapsoodia by Eduard Tamm - Rate Your Music
 
が、AmazonやHMV、タワレコでは取り扱ってくれないのだろう?
マニアックすぎるから。
外国のサイトでの購入が不安(というかよく分からない)なので、
直接エストニアに買い付けに行くかも知れません。
 
でも、タンムの他の曲なら、
日本に居ながらにしてCDが手に入るようです。
『エストニア祝典行進曲』です↓
MBレコード - Biglobe
MBレコード - Biglobe
英語販売サイトによる販売↓
estore.ekn.ca
eBay
 
Eestimaa, mu isamaa.jpg

YouTubeに曲が上がっています↓
『エストニア祝典行進曲』とは別物のようですが、
中々聴き応えはあります。
行進曲, Marss ”Sievershaus”(1902)

 
 
 
【追記】
ヤーニス・カルニンシュ、イェーカプス・メディンシュ、
ユハン・アーヴィック、エトゥアルト・タンムの肖像写真追加>
1885-1971, 1972? → 1885-1971
ユハン・アーヴィク → ユハン・アーヴィック
エトゥアルト・タム → エトゥアルト・タンム
切れたリンクは、新しい頁の貼り直しか、トップ頁名の表示。
「Eestimaa, mu isamaa」「Eesti rapsoodia」の画像貼り直し
(2017/8/11)

《転載終了》
posted by Satos72 | テーマ別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする