2017年04月30日

ヴァルデマル・トラーネ(Waldemar Thrane)を聴く(YouTubeから)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10376479739.html
2009年10月30日

《転載開始》

Waldemar_Thrane.png
Waldemar Thrane – Wikipedia, Norsk bokmål
 
ヴァルデマル(ヴァルデマール)・トラーネ
Waldemar Thrane(1790-1828)
 
クリスチャニア(Christiania)生歿
 
ノルウェー国民楽派の祖の1人と思しき人物。
国民楽派どころか、ロマン派音楽も誕生したばかりの頃に、
民謡的要素を盛り込んだノルウェー語による最初の
歌劇(ジングシュピール)『山の物語』(Fjeldeventyret, 1824)
を書くという、ノルウェー音楽史上記念碑的とも言える作品を書きました。
 
残念ながらトラーネは若くして世を去りましたが、
『山の物語』はノルウェー国立オペラのレパートリーとなり、
現在も人気のようです。
 
今回紹介するのは、『オーゴットの山の歌』(Aagots Fjeldsang)で、
『山の物語』の劇中の曲の中で特に知られているものらしい。
 
スイスのアルプホルンを彷彿とさせる『ネヴェルルール』(Neverlur)
という楽器が登場します。
 
ピアノ伴奏版ですが、NAXOSの音楽配信サイトで聴けます。
ソールヴェイ・ファリンゲル - 北欧の歌曲集 - NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー
 
『オーゴットの山の歌』(Aagots Fjeldsang)
歌劇(ジングシュピール)『山の物語』(Fjeldeventyret, 1824)より
台本:ヘンリク・アンケル・ビェレゴール(Henrik Anker Bjerregaard)
歌:ソルヴェイ・クリンゲルボルン(Solveig Kringelborn)
ネヴェルルール:ガウテ・ヴィクダール(Gaute Vikdal)
http://www.youtube.com/watch?v=I7d0QTTVUFg

 
 
 
【追記】
ビェレゴル → ビェレゴール
肖像写真とWikipediaのリンク追加(2017/7/12)

《転載終了》
タグ:ノルウェー
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2017年04月23日

アルバニアクラシック音楽事情

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10379025565.html
2009年11月2日

《転載終了》

以前、幾つものアルバニアのアニメを紹介しました。
国が一番貧しかった頃に何故だかアニメがやたらと多く制作され、
無理して作っていたのが内容のショボさから伺えました。
 
で、クラシック音楽の方はどうなのか?についても、色々と調べてみました。
 
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アルバニアの民俗音楽について
 
>アルバニアでは、ロマの音楽と現地の音楽がむすびつき、
タラバ(tallaba)と呼ばれるジャンルを形成している。
>タラバは中東の影響を濃く受けついた特徴的な音楽で、
>ドラムス、そしてダフ(daf)が使用される。
>タラバはロマのみならず非ロマ系の>ミュージシャンも多く、
>アルバニアでは人気のある音楽となっている。
 
とは、Wikipedia『ロマの音楽』からの情報。
ロマ音楽 - Wikipedia
 
ケンゲ(këngë) ケンガ(kënga)
アルバニアの歴史、伝説、格言などを、叙事詩風に歌ったもの。
弦楽器の「ラフテ」やバグパイプに似た管楽器の「ロヤ」の伴奏で歌う。
(追記:アルバニア語の「ë」は曖昧母音であるため、
「këngë」「kënga」を日本語で正確に表記する事ができません。
便宜上「ケンゲ」「ケンガ」と表記しましたが、
実際は「カンガ」「クング」「クンガ」に近いのかも。)
 
 
アルバニアの民族音楽を聴いた感想ですが、
オスマン帝国に長い間支配されていたからなのか?
概ね中東っぽい雰囲気のメロディです。
 
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アルバニアのクラシック音楽について
 
アルバニアは、20世紀初頭にオスマン帝国から独立した後も、
色々とグダグダが続き、
最終的には独自の社会主義路線で世界から孤立し、
ヨーロッパ最貧国にまで落ちぶれてしまいました。
1990年代前半にやっと民主化しましたが、”ネズミ講”が流行し、>
その後遺症が現在までも続いているらしい。
 
アルバニアのクラシック音楽は、少なくとも聴いた限りでは、
国民楽派的な音楽がちゃんと作曲されていて、いいなあと思いました。
クラシック音楽の歴史が浅いためか、20世紀只中に作曲された曲でも、
概ね分かりやすいのが多いと思います。
でも、今の所ピアノ曲しか聴いていません。
あのちょっと荒々しくアラビアっぽい雰囲気の音楽を、
オーケストラではどの様に響かせるのだろうか?
 
まず、最初期の交響楽作品ですが、
マルティン・ジョカ(Martin Gjoka, 1890-1940)
交響曲『スカンデルベグ廟の2つの花』(1922)
(Simfoni ”Dy lule mbi vorr të Skanderbeut 《Skanderbegut》”)
複数の異なる情報源によって、作曲年や題名表記に誤差があります。
『スカンデルベグ』(スカンデルベク)
とは、オスマン帝国の侵略を撃退した、
15世紀アルバニアの英雄。
Martin_Gjoka.jpg
Martin Gjoka – Wikipédia
Untitled Document - Tole, Vasil S.
Pëllumb Gorica: Ulqini, një histori e vjetër ilire - Zemra Shqiptare
Eno Koço publikon jetën artistike të nënës së tij, Tefta Tashko Koço - Muzika Shqiptare
 
続いて、
チェスク・ザデヤ(Çesk Zadeja, 1927-1997)
交響曲第1番(1956, 1958?)
(Simfoni nr.1)
Çesk Zadeja - Wikipedia
ですが、CDが出ていないようです。
ピアノ曲は、オムニバスでCD化されています。
Rapsodi - MusicWeb International
ザデヤのピアノ曲を聴いてみましたが、
民族的要素を20世紀的なやや崩れた感じの作風で作曲しています。
Cesk Zadeja.jpg

それにしても上記の二人は、曲がYouTubeに出ていないし、
ネット上で日本語で紹介しているのは、私だけのようです。
特に前者は、CD すら見つけられませんでした。
まあ、地道にアルバニアのクラシック音楽を紹介して行こうと思います。
 
【お詫びと訂正:2011.8.10】
改めて検索してみたところ、実は2007年の時点で既にチェスク・ザデヤの
交響曲第1番のCDが出ていたようです。
ここにお詫びして訂正いたします。
以下がその情報↓
 
チェスク・ザデヤ
交響曲第1番(Simfoni nr.1)
ピアノ協奏曲(Koncert për Piano dhe orkestër)
ヴァイオリンソナタ(Sonatë për Violinë)
演奏:モスクワ放送交響楽団
    RTSH管弦楽団
指揮:レオニード・ピアチゴルスキー(Leonid Piatigorsky)
   エノ・コチョ(Eno Koço)
ピアノ:ノラ・チャシュク(Nora Çashku)
ヴァイオリン:パンドゥシュ・ヂェズィ(ギェズィ・ジェズィ)(Pandush Gjezi)
【ACL 0107】2007
Cesk Zadeja ACL 0107.jpg
http://www.aelfior.com/clasical.html
 
 
【追記:2017/7/4】
画像3枚追加
Dy lule mbi vorr të Skënderbeut → Dy lule mbi vorr të Skanderbeut
 
「スカンデルベグ廟の二つの花」

 
「交響曲第1番第2楽章」(チェスク・ザデヤ)

 
《転載終了》
タグ:アルバニア
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2017年04月16日

『どこかで聴いた曲』の定義

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10381916500.html
2009年11月6日

《転載終了》

何か、前から思っていたんですけど、
『どこかで聴いた曲』の定義って、
名前は分からないけど、
メロディそのものが有名な曲
の事ではないか?と思うのですが。
 
でも、『どこかで聴いたクラシック』には、
明らかに『どこかで聴いた曲』の定義から
外れている曲が入っているのですが。
例えば、『ベートーヴェンの交響曲第5番』とか
『ブラームスのハンガリー舞曲第5番』、
『グリーグのペールギュント組曲から朝』とか。
この辺りは、クラシック音楽に興味の無い人でも知ってたりしてますから、
明らかに『どこかで聴いた曲』ではない!!
 
まあ、タイトルに余り意味は無いのだと思います。
 
そこで、私が、
『どこかで聴いたクラシック曲』だと思う
だと思うものを挙げてみました。
 
〇ダグ・ヴィレーン
『弦楽のためのセレナード』より、行進曲
Dag Wirén
”Marsch från Serenad för stråkorkester” op. 11(1937)
「有名な曲」と言われたりしてますけど、『ダグ・ヴィレーン』の名前は、
クラシック音楽に興味が無ければ、まず知らないと思います。
でもメロディそのものは、「あれッ?このメロディ、
どこかで聴いた事なくね?」な感じ。
まさしく、作曲者の名前は余り知られていないけど、
メロディそのものは有名な曲に相応しいと思います。
 
〇ヤン・ブロックス
『5つのフラマン舞曲』
Jan Blockx
”Vijf Vlaamse Dansen”(1884)
異論は凄くあるかも知れません。
でも、メロディが、物凄く『何処かで聴いた感』バリバリなんですよ。
昔のほのぼのアニメで実際に使用されているのではないか?
と思っているんですけど。
 
〇ハミルトン・ハーティ
『アイルランド交響曲第2楽章”定期市の日”』
Hamilton Harty
”An Irish Symphony”
movement2 ”The Fair Day”(1904, 1915, 1924)
使用されている2つの伝承曲が有名なだけという気もしないではありません。
でも、それを、如何にも昔のアニメのBGMっぽく
演出して見せているハーティの力量は、とても評価されるべき。
『黒苺の花』(Blackberry Blossom)
『去りにし娘』(The Girl I left Behind me.)
の2つの内、後者は、つい最近テレビコマーシャルでも使われました。
 
 
 
 
 
私の”客観力”が問われるわけですが、
雰囲気がそれっぽい(例えば、ヒーローサウンドっぽいとか)
かどうかではなく、どこかで聴いたっぽいかどうかなので、
選ぶのが大変でした。
これでも異論はかなりありそう。
主観は人それぞれだから。
 
 
 
 
 
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