2017年03月19日

ザカリア・パリアシュヴィリ(ზაქარია ფალიაშვილი)(2)グルジアの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10388184751.html
2009年11月14日

《転載開始》

ზაქარია ფალიაშვილი.jpg

ザカリア・パリアシュヴィリ - Wikipedia

ザカリア・パリアシュヴィリ
ზაქარია ფალიაშვილი, Zakharia Paliashvili
(1871-1933)

パリアシュヴィリのエントリーを書いてから、
彼の代表作である歌劇『アベサロムとエテリ』のタグによる検索で、
私のブログを訪れる方が時々いるんです。

日本ではまともに紹介されてもいないグルジアを代表するオペラについて
関心を向ける人(日本人)が、マイナーにしては多く感じます。
なので、これはもっと鼓舞すべきだなと思いました。

『アベサロムとエテリ』で検索すると、金管と打楽器による、
『アベサロムとエテリ』の中の『バレエ』曲の楽譜の販売サイトが出てきます。
アコード出版
アンサンブル譜【混合8重奏(混合+打楽器)】

アンサンブル楽譜
サンプルCDの販売も行っていて、どんな曲なのか分かると思います。
歌劇「アベサロムとエテリ」 - アンサンブル楽譜Pro

ジョージアナビ(Georgianavi)
グルジア音楽についての基礎知識
グルジアなび 〜グルジア音楽〜

YouTubeで、パリアシュヴィリの曲が他にもあるかどうか確認したところ、
やはり有りました!!

『薄暮』(დაისი, daisi, 1923)という3幕もののオペラの一部が出ています。
音源があるという事は、少なくともレコードはあるという事ですね。

でも、CD化はされていないのでしょう。
例の紛争の影響で、CD化所ではない?

アリクサーンドゥル・バラヂーン(ボロディン)やアラム・ハチャトゥリャーン
を思わせる作風ですが、ボロディン自身、グルジア貴族の出身であるため、
納得が行きます。

非嫡出子であるため、貴族の身分は与えられなかったそうですが。
パリアシュヴィリの音楽的な先輩と言えるかもしれません。

ハチャトゥリアンも、グルジア生まれのアルメニア人である上に、
カフカス地方の民族音楽の影響を受けているので、
パリアシュヴィリやスペンジャリャン(アルメニア国民楽派の草分け)
の後輩的存在と言えるかも知れません。



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『薄暮』(ოპერა ”დაისი”(daisi), 1923)
3幕もののオペラ。

ფალიაშვილი, დაისი, AQVR 359-2.jpg

序曲(უვერთურა)
録音:1960年
演奏:グルジア歌劇場合唱団、交響楽団
(Chorus and Symphonic Orchestra of Georgian State Opera and Theatre)
指揮:ヴァフタング・パリアシュヴィリ(ザカリアの弟?)
(ვახტანგ ფალიაშვილი, Vakhtang Paliashvili)
マルカズ(Malkhaz, მალხაზ):テンギズ・ザアリシュヴィリ
(თენგიზ ზაალიშვილი, Tenghiz Zaalishvili)
マロ(Maro, მარო):メデア・アミラナシュヴィリ
(მედეა ამირანაშვილი, Medea Amiranashvili)

全体的に落ち着いている雰囲気が、まるで間奏曲にでもある感じ。
でもそれでいて、グルジアの民族的なメロディの要素も入っています。
2分半ちょっと手前辺りから出てくる主要主題の雄大な調べを聴くと、
カフカスの高原でもイメージしてしまいそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=XPuwoUg60iE


グルジア舞曲(ქართული ცეკვა)
静止画像ではなく、実際に踊っている映像が見たいところ。
このオペラの重要な見せ所でしょうね。
この旋律を聴いただけでも、あのせわしい感じのグルジア舞曲の情景が
頭に浮かぶようです。
https://www.youtube.com/watch?v=VLNgebe0Q8Q


Maro Shuqur varskvlavi
恐らく、グルジア語をラテン文字に転写したものだろうと思いますが、
意味は不明。
恐らく『アリア』だろうと思いますが、勝手な憶測は避けます。
グルジアオペラは、素早く流れる様な美しい歌声が、
聴いていて心地良く感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=zeQvtorwfZw


CD化お願いしますって!!

【訂正】
・グルジア国民楽派の草分けは、パリアシュヴィリではなく、
メリトン・バランチヴァーゼ(მელიტონ ბალანჩივაძე)。
・『アベサロムとエテリ』は、1998年頃に既にCD化されていました。
スペンジャリャン → スペンディアリャン

【追記】(2017/5/9)
肖像画像1枚、CD画像1枚追加
リンク切れのURL削除(2017/5/9)

《転載終了》
posted by Satos72 | ┌ グルジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする