2016年11月27日

リヴォニアの葬儀の踊り(Livonijos laidotuves sokti)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10442576173.html
2010年1月25日

《転載開始》

リーヴ人(リーブ人)(Līvõ)とは、紀元前1世紀頃にウラル地方から
バルト地域に移住してきたフィン・ウゴル人の一派と考えられている。
フィン・ウゴル人は、フィンランドやエストニア、
マリ・エル共和国などを形作ったとされる民族。
後年、そのリーヴ人が居住する地域がリヴォニア(Līvõmō)と呼ばれた。

クルゼメ(Kurāmō)やリヴォニアに広く住んでいたが、
中世期にドイツ騎士団による武力を伴った改宗行為を受け、
リーヴ人は減少の一途を辿った。
リヴォニア語(後述)の話者がその末裔と考えられている。

リヴォニア語(Līvõ kēļ)は、
フィンランド語やエストニア語などに近いフィン系ウゴル語派。
ラトヴィア語は、元々リトアニア語と同一言語であったが、
ドイツ騎士団の植民によるドイツ語からの影響や
地政学的な理由によるリヴォニア語の影響を受けていて、
リトアニア語とは兄弟言語とはいえ、
意思疎通が不可能な程かけ離れている。

リヴォニア語は、13世紀には話者が30000人もいたが、
19世紀には2000人に減少し、
ソ連に侵攻・併合されたあとは排斥された。

絶滅の危機に瀕している言語と言われ、
残念ながら最後のネイティヴスピーカーがつい2009年に亡くなった。

現在、クルゼメ半島やエストニアなどに僅かに話者が存在しているが、
リヴォニア語を独習する人やリヴォニア語で歌を歌う人が出てくるなど、
リヴォニア語を振興させる努力が払われている。

(Wikipediaなどを参考に作成)




YouTubeに、
リーヴ人の伝統的な舞曲と思われるものが出ているので、
ブログに上げました。

この映像、実は結構前から知っていたのですが、
気紛れで今頃出す事にしました。

リヴォニアの葬儀の踊り(ラトビア語:Livonijos laidotuves sokti)
だそうですが、それにしては妙に明るいのは何故?

如何にもスタジオジブリの冒険系アニメとかに出てきそうな
陽気で鄙びた感じのメロディがお気に入りです。




リヴォニアの葬儀の踊り(Livonijos laidotuves sokti)
http://www.youtube.com/watch?v=_kmo91yF8EA


仰向けになっている人は、恐らく死者を表わしているのでしょう。>

その周囲を、腕や足を踏まない様に跨ぎながら人が回ります。

その後、死者役?と思われる人も立ち上がって、
皆で輪になって回転します。

Livonian Dance 1.jpg

Livonian Dance 2.jpg

《転載終了》
posted by Satos72 | 民謡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

ペール・アウグスト・エーランデル(Per August Ölander)スウェーデンの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10444922730.html
2010年1月28日

《転載開始》

Per August Ölander_1886.jpg

ペール・アウグスト・エーランデル(オーランデル)
Per August Ölander(1824-1886)

リンシェーピング(Linköping)生まれ
ヴァイオリニスト、作曲家
ストックホルム(Stockholm)歿

【代表作】
歌劇『ブレンダ』(Opera”Blenda”)

Per August Ölander - Wikipedia, Svenska

今まで数多くの無名クラシック作曲家を紹介してまいりましたが、
概ね「何でこんないい曲が無名なの?」
と驚いてしまうものが多かったです。
しかし今回は、逆に「埋もれるのもしょうがないかな」
と思ってしまう曲です。

聴いてみれば分かりますが、『古典派』的です。

しかし、作曲されたのが、実は1868年頃であるため、
思いっきり”時代錯誤”的です。
ヴァーグナーやリストらの活躍する怒涛の新ロマン派時代に、
こういった時代遅れな曲を作るってどうよ?ですが、
時代の先を行き過ぎたせいで
ベルヴァルド(Franz Berwald)が生前殆ど不遇だった事と
何か関係があるのでしょうか?

まず、純粋に曲として優れているのかどうか?
私はロマン派や国民楽派が好みですけど、
古典派やバロックはカバーの範囲外ですので、
よくわからない所があります。

でも、聴き込んでみると、なかなかいい曲ではないかと思います。
全体的に古典派的描写が大半ですが、
その中にロマン派的雰囲気も少し感じます。
第1楽章はしっかりしていて大胆な描写もあります。
緩徐楽章(第2楽章)の美しさは格別です。
第3楽章は、中間部が北欧民謡っぽさを何となく感じます。
第4楽章も、中々聴き応えあります。
この交響曲は、強いて言えば、
19世紀初頭辺りのロマン派の香りの微かにする
古典派の交響曲って感じでしょうか?

実は、SterlingからCD化されています。
YouTubreにでているのは、恐らくそれなのでしょう。
でも、現在は廃盤です。
購入を希望の方は、Amazonのマーケットプレイスでどうぞ。
同時代のスウェーデンの作曲家、
リンドブラード(Adolf Fredrik Lindblad)
の交響曲第2番ニ長調とセットです。
【CDS 1005-2】
Symphony 2/Symphony Import Lindblad (アーティスト), Olander (アーティスト) - Amazon

Adolf Fredrik Lindblad, Per August Ölander ,CDS-1005.jpg

交響曲変ホ長調(1868?)
Symfoni i Ess-Dur
演奏:ヴェステロース交響楽団
Västerås symfoniorkester
指揮:ハリー・ダムゴー
Harry Damgaard

第1楽章
http://www.youtube.com/watch?v=iImJoaT0wyU


第2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=koOj0ZrEELE


第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=6yYp4HBx-XE


第4楽章
http://www.youtube.com/watch?v=rjnsgkgJYso




【追記】
ネットで日本語でこの作曲家について紹介している方は何人かいますが、
皆姓の表記がバラバラです。
「オーランデル」「オランダー」等々・・・。
「オーランデル」表記が一番しっくりくるのかな?

【追記2】
肖像画像追加(2016/12/3)

《転載終了》



YouTubeの交響曲が削除されていたため、
代わりにこの曲を貼っておきます。
弦楽六重奏曲二長調(1850)
Stråksextett i D-dur
https://www.youtube.com/watch?v=KVY-xHF1tJI
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2016年11月13日

ティベリウ・ブレディチャヌ(Tiberiu Brediceanu)を聴く(YouTubeから)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10447482035.html
2010年1月30日

《転載開始》

Tiberiu Brediceanu .jpg
Artisti - Tiberiu Brediceanu - Enciclopedia Muzicala a Romaniei

ティベリウ・ブレディチャヌ
Tiberiu Brediceanu(1877-1968)

ルゴジ(Lugoj)生まれ
ブクレシュティ(ブカレスト)(Bucureşti)歿
息子のミハイ・ブレディチャヌ(Mihai Brediceanu)は、指揮者、作曲家。
Tiberiu Brediceanu - Wikipedia Română

作品はいずれも民謡に近く、
オペラ「田舎の夜の集い」や「素晴らしき夕暮れ」、
「収穫」では、ルーマニアの村の生活を、単純で感動的な旋律と、
時にジプシーのバンドに近いしなやかなオーケストレーションで表現した。
ブルガリア - 桐朋学園音楽部門-TOHO GAKUEN SCHOOL OF MUSIC



ルーマニア国民楽派の作曲家の1人ですが、かなり知名度は低いです。
私も最近知ったばかり。
CDがあるのかどうか調べてみると、
声楽曲の収録されたオムニバスのCDが、
幾つか発見出来ました。
Tiberiu Brediceanu - Amazon

ルーマニアのレーベルELECTRECORDにも
ブレディチャヌが出ているのかどうか調べてみると、
オムニバスの声楽曲集でありました。
ROMANIAN CHRISTMAS CAROLS【ELCD 121】
ELECT RECORDS カタログ
ルーマニアの合唱の宝石 Vol.1【ECD 180】
ルーマニア ELECTRECORD


YouTubeに出ているのかどうか調べてみたところ、
物凄くいいものが見つかりました。
『4つのルーマニア舞曲』(管弦楽)
4 dansuri româneşti(pentru orchestră)
です!!
一番上から2番目のリンク先のページにも出ています。
しかし、Wikipediaには、
『12のルーマニア舞曲』(12 dansuri româneşti)が出ています。
それとは違う曲なんでしょうか?
YouTubeに『4 Symphonic Dances』と出ているので、
前者で間違い無いようです。

それにしても、見事なルーマニア国民楽派のオーケストラ作品に
仕上がっていていると思います。
とても親しみやすい。
ドヴォルジャークでいう『スラヴ舞曲』
Antonín Leopold Dvořák, Slovanské tance(1878, 1886-1887)
ヤン・ブロックスでいう『5つのフランドル舞曲』
Jan Blockx, Vijf Vlaamse Dansen(1884)
グリーグでいう『交響的舞曲』
Edvard Hagerup Grieg, Symfoniske danser(1898)
に相当する立ち位置であると思います。
しかし残念な事に、CD化されていないようです。

これは、CD化しないと勿体無いでしょう。
出すとしたら、MARCO POLOとかELECTRECORD辺りだと思うんですが、
『親しみやすい作品なのに何故か無名の曲』
を数多く出しているNAXOS辺りにもちょっと期待かけてるんですが、
イマイチ期待通りに行かない事が多い。
NAXOSの関係者とかが
ここをご覧になっていたら、
御一考を願います!!



それにしても、Wikipedia情報によると、
僅か10代で管弦楽作品を結構書いてる早熟振りが驚きです。
ポルトガルのルイス・デ・フレイタス・ブランコ(Luís de Freitas Branco)や
スコットランドのヘイミッシュ・マッカン(Hamish MacCunn)のようです。



『4つのルーマニア舞曲』(管弦楽)
4 dansuri româneşti(pentru orchestră)
指揮:ペトロニウス・ネグレスク(Petronius Negrescu)
演奏:キエフオペレッタ劇場管弦楽団
http://www.youtube.com/watch?v=HXCvp4hPLb4


《転載終了》
posted by Satos72 | ├ ルーマニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする