2016年10月30日

漫画・アニメっぽいマイナークラシック音楽(6)ヤン・ブロックス(Jan Blockx)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10453459420.html
2010年2月8日

《転載開始》

Jan Blockx.jpg

ヤン・ブロックス(Jan Blockx)1851-1912
フランダース舞曲第5番(Vlaamse Dans nr.5)1884
指揮:アレクサンダー・ラハバリ(Alexander Rahbari)
演奏:ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団(BRT Filharmonisch Orkest)
http://www.youtube.com/watch?v=HuVgYUG1FUc


やっとYouTubeに出たという感じです(自分で出せって?)。

昔のほのぼのアニメのBGM風と紹介していましたが、
若い世代には分からないでしょうね。
若い世代にとっての『アニソン』のイメージと、
私の世代の『アニソン』のイメージとは、
大分かけ離れていると思うんで。

北欧ともスラヴ系とも違う、独特の雰囲気。しかも、とても印象的。
昔どっかで聴いた様な雰囲気も感じられます。
これほどの曲が無名というのは、ちょっと信じられない感じです。
全5曲ですが、皆ほのぼのしています。

ドヴォルジャークの『スラヴ舞曲』
(Antonín Leopold Dvořák, Slovanské tance)
とか、グリーグの『交響舞曲』
(Edvard Hagerup Grieg, Symfoniske danser)
の様な立ち位置。
つまり、ペーテルブノワ(Peter Benoit)
によって創始されたベルギー国民楽派の
一つの典型的な管弦楽曲を作り上げたわけです。
重要な仕事をしている割には無名だという意味でも、
辛いものがあります。

この曲の収録されているCDは、皆廃盤となっております。
MARCO POLORené Gaillyからオムニバスで出ているのですが、
前者は廃盤。
後者は会社そのものが倒産しております。
NAXOS辺りなんか、こういうのを喜んで出しそうなものですけどね。
一応、NAXOSのCDの画像が映像中には出てくるんです。
でも、何故だかネット検索しても、
その問題のCDが出てこないんですよね。
しかも、マルコポーロのCDに使用されている画像と
全く同じ絵が使用されています。
画像を捏造したのでしょうか?
CDがどうしても欲しければ、
マルコポーロのベルギー管弦楽曲集CDを
Amazonのマーケットプレイスで購入するしかありません。
YouTubeに出ているのは、
そのマルコポーロ盤に収録されているものと思われます。

RG-2010.jpeg
René Gailly 2010-2

Marco Polo 8.223418.jpg
MARCO POLO 8.223418

《転載終了》
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2016年10月26日

アイヴィン・アルネス(Eyvind Alnæs)ノルウェーの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10455119054.html
2010年2月10日

《転載開始》

Eyvind Alnæs.jpg
※画像はYoutube より拝借

アイヴィン・アルネス
Eyvind Alnæs(1872-1932)

ノルウェーの作曲家・ピアニスト・オルガニスト・合唱指揮者
フレドリクスタ(Fredrikstad)生まれ。
クリスティアニア(Kristiania)(現・オスロ)で、
ヴェスティエ(ヴェステュエ)・ヴォーレル(Westye Waaler)にオルガンを、
ペーテル・リンデマン(Peter Lindemann)にピアノを、
イーヴェル・ホルテル(Iver Holter)に音楽理論と作曲を学ぶ。
その後、ライプツィヒ(Leiptig)で、カール・ライネッケ(Carl Reinecke)に作曲を学ぶ。
オスロ(Oslo)歿

【代表作】
創作主題による変奏曲(管弦楽版)
(Variations symphonique sur un thème original, op.8 for orkester)1899
交響曲第1番ハ短調
(Symfoni nr 1 i c-moll op.7)1897-1898
ピアノ協奏曲ニ長調
(Klaverkonsert i D-dur op.27)
交響曲第2番ニ長調
(Symfoni nr 2 i D-dur op.43)1923

交響曲第1番ハ短調(Symfoni nr 1 i c-moll op.7)1897-1898
Wikipediaには、
1896年にベルリンでユリウス・ルートハルト(Julius Ruthardt)
によって初演されたとありますが、Sterlingの解説書によると、
1897-98年作曲と出ているので、
内容が矛盾しております(2010.2.10現在)。
Wikipedia日本語版は、英語版を基にしているのかも知れません。
第1楽章(Allegro patetoco)は、情熱ほとばしるメロディ。
ブラームスやシューマン、チャイコフスキー辺りを思わせます。
第2楽章(Adagio)は、哀歌(エレジー)風、追悼曲(レクイエム)風。
恋愛映画にでも使えそうな、
印象的で透き通るような美しさの瞑想曲といった感じ。
同郷の先輩作曲家、
スヴェンセン(Svendsen)の交響曲の緩徐楽章を髣髴とさせます。
私はこれを聴いていて、
サミュエル・バーバーの『弦楽の為のアダージョ』
を思い出してしまいました。
第3楽章(Allegro)は打って変わって明るい元気の良いメロディ。
民謡風の哀愁のメロディも少し出てきます。
第4楽章(Non troppo Allegro)は、
ブラームス風とスヴェンセン風の入り混じった作風。
緊張感のあるメロディが大半を支配しています。
スヴェンセン風の堂々としたクライマックスは圧巻!!

交響曲第2番ニ長調(Symfoni nr 2 i D-dur op.43)1923
晩年の作品だけあって、深みがある上に、違和感も感じません。
又最終楽章は、ノルウェー民俗的旋律も用いられ、
『ノルウェーらしさ』が特に出ています。
第1楽章(Allegro moderato)は、
ワルツ(円舞曲)的メロディが様々に表情を変え、
また緊張感のある劇的なメロディも出てくるなど、
晩年の作だけあって、中々深みがあります。
第2楽章(Molto lento)は、
瞑想的なメロディやエレジー(哀歌)風の切ないメロディ。
往々にして、緩徐楽章は退屈なのが多いですけど、
これはそう感じませんでした。
第3楽章(Allegro scherzando)は、テンポの早い明るいメロディ。
細やかな動きで、喜びに満ち溢れているようです。
第4楽章(Allegro non troppo, ma molto energico)は、
ノルウェー民俗的要素が自由闊達に伸び伸びと違和感無く描かれます。
クライマックスに相応しい華やかな雰囲気に満ち溢れています。
かなりコテコテなくらいに民俗的要素が出ているので、
北欧国民楽派好きにとっては嬉しい!!



CDの購入はこちら
Symphony 1 & 2 [SACD] [Import] [from US] - Amazon,日本
交響曲第1番、第2番 - HMV
Alnaes: Symphonies No.1 Op.7, No.2 Op.43 - TOWER RECORDS

Eyvind Alnæs CDS-1084.jpg

アイヴィン・アルネス 交響曲第1&2番
演奏:ラトヴィア国立交響楽団
(Latvijas Nacionālais simfoniskais orķestris)
指揮:テリエ・ミケルセン(Terje Mikkelsen)
Sterling【CDS 1084-2】2009



ピアノ協奏曲のCDもHyperionから出ています。
Alnæs: Piano Concerto, Op. 27; Sinding: Piano Concerto, Op. 6 - Amazon, 日本

Eyvind Alnæs CDA67555.jpg

アルネス&シンディング ピアノ協奏曲
Alnæs & Sinding: Piano Concertos
ピアノ:ピアーズ・レーン(Piers Lane)
演奏:ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
(Bergen Filharmoniske Orkester)
指揮:アンドルー・リットン(Andrew Litton)
Hyperion【CDA67555】2007



【追記】
肖像画像とピアノ協奏曲のCDの画像追加。
ピアノ協奏曲の情報追加。
(2016/11/5)

《転載終了》



得に私がイチオシの交響曲第1番第2楽章!!
https://www.youtube.com/watch?v=nW8i0h4liQw
タグ:ノルウェー
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2016年10月23日

アナトリー・コマロフスキー(Анатолий Комаровский)を聴く YouTubeから

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10462437167.html
2010年2月19日

《転載開始》

アナトリー・セルゲーヴィチ・コマロフスキー
露語:Анатолий Сергеевич Комаровский
英語:Anatoly Sergeyevich Komarovsky
独語:Anatoli Sergejewitsch Komarowski
(1909-1955)



【Wikipedia独語版より】
モスクワ(Москва)生まれ
1929年、ラフマニノフ音楽学校でヴァイオリンを学ぶ。
1937〜1941年まで、モスクワ音楽院で、
ヴィッサリオン・シェバリーン(Виссарион ЯковлевичШебалин)
に作曲を学ぶ。
モスクワ(Москва)歿

【主な作品】(独語表記)
交響曲(Sinfonie)1941
3つのルーマニア舞曲(Drei Rumänische Tänze)1954
ロシア変奏曲(ヴァイオリンと管弦楽)
(Violine und Sinfonieorchester Russische Variationen)1938
ヴァイオリン協奏曲第1番(Violinkonzert Nr.1)1947
ヴァイオリン協奏曲第2番(Violinkonzert Nr.2)1950
コルホーズ組曲(小管弦楽)(Kleines Sinfonieorchester Kolchos-Suite)1941
ロシアの主題による幻想曲(民族楽器オーケストラ)
(Russisches Volksinstrumentenorchester eine Fantasie über russische Themen)1940

Anatoli Sergejewitsch Komarowski - Wikipedia, Deutch

たまたまYouTubeでその存在を知ったマイナー作曲家。
本当に、”超”が付く位マイナーと思います。
Wikopediaにはドイツ語による紹介文しかありません(2010.2.19現在)。
CDは出ていないようです。
YouTubeには、ヴァイオリン協奏曲第1番と第2番の
ピアノ伴奏版と思しき演奏が出ています。

『di-arezzo』という楽譜販売サイトでは、
そのピアノ伴奏版の楽譜が販売されております。
楽譜 Anatoli Komarowski (作曲家、アーティスト) - di-arezzo(ディアレッツォ)

ネット上に於ける日本語によるコマロフスキーの紹介は、
取り敢えずこれしか見つけられませんでした。

生没年からして、20世紀前半から20世紀半ばまでの活動ですけど、
作風は思いっきり19世紀ロマン派的。
まあ、ソビエト時代のロシアは、社会主義リアリズムに則った芸術が
奨励されていましたから。
前衛的手法を用いた作曲家は批判を受け、
名誉を回復しないと命が危なかったという。
芸術するのも、本当の意味で命がけだったわけです。
『分かりやすい』作風が奨励されていたわけです。
でも、コマロフスキーについてはよく分からないので
勝手な事は言えませんが、『分かりやすい』作風は、
悪く言えば『凡庸』であり、従って、歴史に埋もれてしまいやすい。
恐らくコマロフスキーも、そういった作曲家の1人なのかも知れません。

しかし、ここに紹介するVコンピアノ伴奏版は、
非常に詩情溢れる印象的な美しい
メロディで、とても良いと思うんですが。
それと、やたらと子供による演奏の映像がYouTubeに出ています。
そんなに技巧的では無いので、
恐らくピアノで言う所のバイエルみたいな感じ?
ヴァイオリン小協奏曲ト長調が、
ちょっと『ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ』に似てます(笑)。

ヴァイオリン協奏曲第1番ホ短調第1楽章(ピアノ伴奏)
Konzert Nr. 1, e-moll, 1. Satz
http://www.youtube.com/watch?v=iMAxP1GfhFs


ヴァイオリン協奏曲第1番ホ短調第3楽章(ピアノ伴奏)
Konzert Nr. 1, e-moll, 3. Satz
http://www.youtube.com/watch?v=AV8BVN-rIGc


ヴァイオリン協奏曲第2番イ長調第1楽章(ピアノ伴奏)
Konzert Nr. 2, A-Dur, 1. Satz
http://www.youtube.com/watch?v=DUkaN3iZ_OQ


ヴァイオリン協奏曲第2番イ長調第3楽章(ピアノ伴奏)
Konzert Nr. 2, A-Dur, 3. Satz
http://www.youtube.com/watch?v=iCTxyK0KsZo


ヴァイオリン小協奏曲ト長調(ピアノ伴奏)
Kleine Konzert, G-Dur
http://www.youtube.com/watch?v=eo1TW9XONIQ


《転載終了》
タグ:ロシア
posted by Satos72 | ┌ ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする