2016年06月29日

オーレ・ブル(Ole Bull)ノルウェーの作曲家

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10734208188.html
2010年12月12日

《転載開始》

Ole Bull 2.jpg
オーレ・ブル - Wikipedia

オーレ・ブル(Ole Bull)1810-1880

ベルゲン(Bergen)生まれ

このエントリーは絶対に2010年以内に書かねばならなかったのですが、
何故かと言うと、
2010年というのは、オーレ・ブル生誕200周年
だからです。
でも、今年はあと20日を切りました。
クラシック音楽のレビューエントリーを書くのは結構しんどいので、
躊躇していたらとうとう年末になってしまいました。

2010年と言えば、
ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)
フレデリク・ショパン(Frédéric François Chopin)生誕200周年でもあり、
それらの作曲家に対しては、恐らくかなり祝われたんでしょうけど
(メジャーなクラシック音楽シーンに対しては殆ど目を向けていないので
よく分からないのですが)、オーレ・ブルに対してはどうだったんでしょう?
少なくとも、地元ノルウェーでは、
彼に因んだイベントが色々と催されたそうです。
通の北欧クラシック音楽ファンを自認している方々は当然、
オーレ・ブル生誕200周年を意識していましたよね?

オーレ・ブルは、”超”が付く程のマイナーではありません。
ヨハン・スヴェンセン(Johan Svendsen)の例を見ても分かりますが、
地元ノルウェーではメジャーでも、日本に於いては知名度が低い。
でも、オムニバスのノルウェー管弦楽曲集CDには
大抵彼の曲が1曲は入っていたりします。
また、「パガニーニの再来」と言われる程のヴァイオリン演奏の名人として
大成功を収めましたが、グリーグの音楽家としての才能を見抜き、
彼の才能を伸ばしてやるように両親を説得したというエピソードも
よく知られています。
日本では主にグリーグとのエピソードでしか知られていないのが
残念に思います。
「ノルウェー初の国際的大スター」ですからね。
アメリカに渡って新天地を拓こうとするなど(結局失敗したそうですが)、
波乱万丈に富んだ人生には惚れてしまいます。

今回紹介するCDは、まさに生誕200周年を記念して制作されたもので、
彼の主要な作品を網羅したCDは今回初めてなのでは?
2枚組なんですけど、その内の一枚は、ブルーレイディスクです。
最初、演奏風景でも撮影されたものが
収録されているのかと思っていましたが、
音声のみだそうです。
ハイブリッドSACDと共に、計6種類もの音声が愉しめるそうです
(それなりの再生装置は勿論必要ですが)。




セーテルの娘の日曜日(ヨハン・スヴェンセン編)
(Sæterjentens Søndag)
この曲は、オーレ・ブルの曲の中でも最もよく知られているものです。
元は『セーテル訪問』(Et sæterbesøg, 1848-1849)という弦楽合奏曲の
中に使用されているメロディを、スヴェンセンが弦楽合奏曲にしたものです。
オムニバスの北欧管弦楽曲集などによく収録されていたりします。
澄み切った空気を思わせる雰囲気や優しい感じのメロディがたまらない!!
まさに”癒し系”(死語?)!!
セーテル(sæter)とは「牧草地」を意味しますが、
人名や地名等としても使用されています
(例:タニヤ・セーテルTanja Sæter、セーテル駅 Sæter holdeplass)。
その原曲である『セーテル訪問』も、最終トラックに収録されています!!

ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調
(Fiolinkonsert nr. 1 i A-dur, 1834)
演奏の秘密が人に知られるのを恐れた為か、
ソロパートをきちんと譜面にしなかったらしく、
複数の種類の楽譜が存在するため、
それらを元に作成された譜面が使用されたとのこと。
第1楽章は、書かれたのが1830年代だけあって、
如何にもその頃に書かれた曲だなあという雰囲気を凄く感じます。
大体1810年代〜1830年代の音楽シーンというのは、
古典派からロマン派の過渡期なので、
この頃の曲を聴いてみると、
ロマン派と古典派が混ざった様な作品が結構あります。
で、この曲も、古典派的なフレーズはあるものの、
トロンボーンが強く出てきたり、
大胆なフレーズが出てくるなど、ロマン派的要素もあります。
ヴァイオリン独奏による超絶技巧も、ロマン派的と言えばロマン派的。
如何にも、ヴァイオリンによる曲芸的演奏を見せている(聴かせている)
という曲です。
第2楽章は、一転して悲劇的な雰囲気に包まれていますが、
妙に時間が短いです。
第3楽章へ導入するための”序奏”の様な気も?
第3楽章は、如何にもヨハン・シュトラウスの様な、陽気なワルツ。
後半のヴァイオリンソロによる流れる様な素早い音の動きが心地良い。

ヴァイオリン協奏曲第2番ホ短調『幻想的協奏曲』
(Fiolinkonsert nr 2 i e-moll ”Concerto Fantastico”,1840-1841)
第1楽章は、『夜』(la Notte)と銘打たれています。
ロマンティシズム溢れる怒涛の劇的メロディが心を揺さぶる!!
ヴァイオリンソロによる難度の高いフレーズが、
悲劇的な雰囲気を更に引き立たせている。
第2楽章は、『夜明け』(l'Aurora)と銘打たれています。
哀歌(エレジー)風で、
ヴァイオリンソロが悲しみを歌い上げているようです。
第3楽章は『昼』(il Giorno)と銘打たれ、打って変わって陽気な雰囲気。
ポルカの様な、とても素早いテンポ。
ヴァイオリンソロが、これ以上出せるかどうか分からない位
高い音を出しているのが聴き所?

孤独の時に(憂鬱)
(ヨハン・ハルヴォシェン:ヴォルフガング・プラッゲ編)
(I Ensomme Stunde ”La Mélancolie”, 1863)
(arr.Johan Halvorsen/Wolfgang Plagge)
この曲は、『セーテルの娘の日曜日』と共にブルを代表する曲の一つで、
北欧のオムニバス管弦楽曲集などに、
弦楽合奏曲版がよく収録されていたりします。
元は歌だったのを、独奏ヴァイオリンとピアノの為に編曲し、
それをハルヴォシェンが弦楽合奏曲にし、
又更にプラッゲが弦楽合奏曲版にホルンを加えたものが収録されています。
北欧的な哀愁のメロディが涙腺緩ませる?
プラッゲのホルンを加えたバージョンは、
弦楽だけの版よりも更に深みが増しています。
作曲年について、CDの解説書では「1853」年となっていますが、
「1863」年と紹介している所もあります。
多分、状況からして後者が正しいようです。

幻想曲『サン・フアンのベルベナ』
(Fantasia ”La Verbena de San Juan”, 1846)
聖ヨハネ(サン・フアン)の日の前夜祭を行う6月23日の夜を
『ベルベナ』と呼ぶそうです。
1846年にスペインを訪問した際、
時の女王イサベル2世に献呈された作品だそうで。
ホタ・アラゴネーサ(Jota Aragonesa)などのスペインのメロディが
ふんだんに取り入れられ、
カスタネットやタンバリン等も用いられています。
とても聴き応えあるので、
スペイン国民楽派好きにはさぞたまらないことでしょう。
この曲を聴いて思い出すのは、やはり


ミハイル・グリンカ(Михаил Иванович Глинка)の
『スペイン序曲第1番”ホタ・アラゴネーサによる華麗なる奇想曲”』(1845)
Испанская увертюра 1 ≪Блестящее каприччио на тему Арагонской хоты≫
でしょう。
作曲年も、ニアミスするくらい近い。
大雑把に言えば、スペイン序曲第1番を、
超絶技巧のヴァイオリン独奏と管弦楽の為の版にしたような感じかも?
ヴァイオリン独奏と管弦楽の為のスペインを題材にした曲と言えば、
ラロ(Victor Antoine Édouard Lalo)の
『スペイン交響曲』(Symphonie espagnole, 1874)が有名でしょう。
その曲よりも20年以上も早いわけです。
リムスキー=コルサコフ(Николай Андреевич Римский-Корсаков)の
『スペイン奇想曲』(Каприччио на испанские темы, 1887)
は最初、独奏ヴァイオリンと管弦楽の為の曲にするつもりだったのを
管弦楽曲にしたそうなのですが、
それでも独奏ヴァイオリンが活躍する場面はあります。
サラサーテやラロの登場以前に、スペイン情緒溢れるクラシック曲には
ヴァイオリンの超絶技巧がよく似合う事を、
ブルはいち早く証明してみせています。
そんなわけで、
この曲が今まで埋もれていたのはとても不思議に思います。

セーテル訪問
(Et sæterbesøg, 1848-1849)
北欧の旋律が色々と出てくる北欧国民楽派好きにはたまらない弦楽合奏曲。
最後に持ってくるのはニクいですね〜!!
『セーテルの娘の日曜日』は、この曲の中のメロディの一つです。
この曲に使用されている民謡の一つである
『逆さまの歌』(Den bakvendte visa)は、
スヴェンセンのノルウェー狂詩曲第4番
(Svendsen-Norsk Rapsodi Nr. 4, 1877)や
ラロのノルウェー狂詩曲(Lalo - Rhapsodie norvégienne, 1879)の
第二楽章で使用されています。




セーテルの娘の日曜日(歌バージョン)
ハウス名作劇場のアニソンみたいな歌声?
http://www.youtube.com/watch?v=-DU3BdG_Ung





Ole Bull 2L-067-SABD.jpg

オーレ・ブル:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
(OLE BULL Violin Concertos)
ヴァイオリン独奏:アンナル・フォレソー(Follesø)
演奏:ノルウェー放送管弦楽団(Kringkastingsorkestret)
指揮:オーレ・クリスティアン・ルード(Ole Kristian Ruud)
【2L-067-SABD】2010

CD購入はこちら↓
TOWER RECORD
【SACDハイブリッド】Ole Bull: Violin Concertos [SACD Hybrid+Blu-ray Audio] - Tower Records
HMV
ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 フォレソー、ルード&ノルウェー放送管(SACD+ブルーレイ・オーディオ) - HMV
Amazon
オーレ・ブル:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 [Hybrid SACD + Blu-Ray Disc] [輸入盤・日本語解説書付] - Amazon




【修正と追記】
1880 → 1879
ラロの『ノルウェー狂詩曲』の作曲年については
情報によって若干ズレがあります。
1881年と出ているのもありますが、恐らくは『改訂』されたのが
1881年という意味ではないかと>思います(断言は控えます)。
Wikipediaによると、出版されたのが1880年という事らしい。
ノルウェー狂詩曲 (ラロ) - Wikipedia, 日本語

《転載終了》



「ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調」がYouTubeに出ていました。
https://www.youtube.com/watch?v=Nm180QWAYVo
posted by Satos72 | ├ ノルウェー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月26日

ヤルマル・ボルグストレム(Hjalmar Borgstrøm)ノルウェーの作曲家(2)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10742806893.html
2010年12月20日

《転載開始》

ここ最近、
ノルウェーのマイナー作曲家の管弦楽曲集CD登場ラッシュが著しい。
アイヴィン・アルネス(Eyvind Alnæs)
オーレ・オルセン(Ole Olsen)
オーレ・ブル(Ole Bull)
等など・・・
何故なんでしょうか?
いずれにしても、レアクラファンにとっては嬉しい限りです。


ボルグストレムについては以前ここで紹介しているので、
詳細はそちらをご覧ください。

では、今年(2010)出たばかりの
ボルグストレム新作CDの紹介と行きます。
全体的な感想ですが、
期待していたよりもちょっと『地味』な印象を受けました。
元々映画音楽的というか、華やかな曲が好きなので。

その上、以前聴いていた
歌劇『リーモルのトゥーラ』(Opera ”Thora paa Rimol” 1894)
がとても魅力的なメロディのオンパレードだったので、
そのイメージで期待していたから、期待通りでなかった分、
地味に感じたのかも知れません。

でも、落ち着いた感じではあるものの、
メロディは皆それなりに魅力的です。>

交響詩『ゲッセマネのイエス』
Symfonisk dikt”Jesus i Getsemane” op 14 (1904)
ボルグストレムは、20世紀初頭に、立て続けに交響詩を連作します。
まるで、晩年のドヴォルジャークみたいに。
ここに列挙してみます。
・交響詩『ハムレット』(ピアノと管弦楽)
Symfonisk dikt for klaver og orkester”Hamlet” op 13(1903)
・交響詩『ゲッセマネのイエス』
Symfonisk dikt”Jesus i Getsemane” op 14 (1904)
・交響詩『ヨン・ガブリエル・ボルクマン』
Symfonisk dikt”John Gabriel Borkman”op 15(1905)
・交響詩『死者の夜』(ピアノと管弦楽)
Symfonisk dikt for klaver og orkester”De Dødes Natt” op 16(1905)
交響詩『思考』
Symfonisk dikt”Tanken” op26(1916, 1917?)
その内の『ハムレット』と『思考』は既にCD化されていますが、
現在は廃盤になっている上に入手は極めて困難と思われます。
【NKFCD 50026-2】

さて、ゲッセマネとは、言わずと知れた、新約聖書の福音書に於ける、
イエスがイスカリオテのユダに裏切られて捕らえられた場所。
そのイエスが捕らえられる場面を描写した音楽と思われます。

全体的に悲劇的な雰囲気が漂っています。
でも中間部ほどに登場する、
独奏ヴァイオリンやハープ等によって奏でられる旋律は、
優しく繊細で、とても美しい。
その後に、遠くでトランペットやフルート等によって
行進曲風のメロディが鳴っている描写がでて来ます。
恐らく、ローマ兵による捜索隊を描写したものと思われます。

遠くでメロディが奏でられる様な描写は、
歌劇『リーモルのトゥーラ』にも見られます。
20分以上もする、息の長い曲。
でも、映画でも観ているようで、感情移入してしまいました。
巧みなオーケストレーションが際立っています。

交響詩『死者の夜』(ピアノと管弦楽)
Symfonisk dikt for klaver og orkester ”De Dødes Natt” op 16(1905)
交響詩『ハムレット』と同様、ピアノと管弦楽による曲。
サン=サーンスの交響詩『死の舞踏』
(Camille Saint-Saëns, Danse macabre, 1874)
を彷彿とさせます。

『死の舞踏』の場合は独奏ヴァイオリンと管弦楽ですが、
『死者の夜』ではピアノと管弦楽なわけです。
やや不安げで不気味な雰囲気をたたえた、
おどけた楽しい舞曲風の曲です。

何を描写しているのか具体的には分かりませんが、
ピアノによる躍動感溢れる描写が見事!!
『死の舞踏』に於ける丁度シロフォンの役割にピッタリだとも思いました。
最後は、ムソルグスキーの交響詩『禿山の一夜』の終結部の様に、
牧歌的な雰囲気の清々しい夜明けの描写で締めくくられます。

ヴァイオリン協奏曲ト長調(3楽章)
Konsert for fiolin og orkester i G-dur, op.25(1914)
全体的には、北欧的な清澄な雰囲気を湛えた落ち着いた感じの
二流ロマン派ヴァイオリン協奏曲?

第1楽章にはこれといって特徴的なメロディが無いので、
ちょっと地味で退屈な印象を受けます。
他の人はどう思っているかは知りませんが、
超絶技巧的な描写が無かったり、
何か特徴的なものが無いヴァイオリン協奏曲は、
地味な印象なので聴いていてとても退屈です。
ですから、ブラームスとかベートーヴェンの
ヴァイオリン協奏曲には退屈さを感じます。
お世辞にも傑作とは言い難い。
ネームバリューで傑作だと言われている気がする。

でも、第2楽章は、瞑想的な美しいメロディがとても印象的。
映画か何かで聴いた様な・・・、という感じもする。

第3楽章は、第1楽章とは違ってメリハリの利いた明るいメロディ。
往々にしてロマン派Vコンは、
第3楽章のメロディがはっきりしている場合が多い気がする。
だから、地味な印象なので正直好きではないブラームスのVコンは、
第3楽章だけは好き。

Hjalmar Borgstrøm PSC 1311.jpg

ボルグストレム:ゲッセマネのイエス/死者の夜/ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン独奏:ユーナス・ボートストラン(Jonas Båtstrand)
ピアノ演奏:ニルス・アンデシュ・モッテンセン(Nils Anders Mortensen)
演奏:ノルランド歌劇交響楽団(Norrlandsoperans Symfoniorkester)
指揮:テリエ・ボイェ・ハンセン(Terje Boye Hansen)
SIMAX【PSC 1311】2010



【追記】2016/7/3
ヨーン・ガブリエル・ボルクマン → ヨン・ガブリエル・ボルクマン

《転載終了》
タグ:ノルウェー
posted by Satos72 | ├ ノルウェー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月22日

逆さまの歌(Den bakvendte visa)ノルウェー民謡

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10808486178.html
2011年2月21日

《転載開始》

歌:カロリーネ・クリューゲル(Karoline Krüger)
http://www.youtube.com/watch?v=kFcWZlJnkRk


歌:エリック・ビー(Erik Bye)
http://www.youtube.com/watch?v=TDbcpSkTSZs


クラシック音楽に使用された伝承曲の『原曲』がどんなものなのかを
調べてみるのが大好きです。
で、今回は、『スペイン交響曲』で有名な
エドゥアール・ラロ(Victor Antoine Édouard Lalo)の書いた
ノルウェー幻想曲(Fantaisie norvégienne, 1878)
ノルウェー狂詩曲(Rapsodie norvégienne, 1879)
ヨハン・スヴェンセン(Johan Severin Svendsen)の書いた
ノルウェー狂詩曲第4番(Norsk Rapsodi Nr. 4, 1877)
オーレ・ブル(Ole Borneman Bull)の書いた
セーテルを訪ねて(Et sæterbesøg, 1848-1849)
等で使用されている、
逆さまの歌(Den bakvendte visa)
がどんな歌なのかを調べてみました。

Wikipediaによれば、ノルウェーの司祭にして賛美歌の作曲家、
民謡収集家である
マグヌス・ブルストループ・ランスタ(Magnus Brostrup Landstad)
が、1850年代に出版した
『ノルウェー民謡集』(Norske Folkeviser)
に掲載されているという。
Den bakvendte visa - Wikipedia, Norsk (bokmål)

例えば、
スウェーデンでも『ヴェルムランドの歌』(Värmlandsvisan)のように、
数多くのアーティストに魅了され、
作曲の素材としてその旋律を利用される曲というのがあります。
『逆さまの歌』も、少なくとも私の知る限りでは、
4曲のクラシック曲に使用されています。
歌詞の内容は分かりませんが、
情熱的に訴えかける様な切ない雰囲気が何ともいえません!!

歌:リッレビョーン(リレビョルン)・ニルセン(Lillebjørn Nilsen)(Amazon)
ギター伴奏による歌
Amazon.co.jp: Den bakvendte visa: Lillebjørn Nilsen

ノルウェー狂詩曲(ラロ)
7:20、10:28より、『逆さまの歌』の旋律。
スペイン系(厳密にはバスク系)フランス人の作曲家なだけあって、
北欧の曲を書いたつもりが如何にもスペイン情緒溢れてる様な
情熱的な曲になってしまっている所が面白い、
とずっと前から思っています。
http://www.youtube.com/watch?v=2VCTNR3kI6M




【記事更新】
ランスタッド → ランスタ
語尾の「d」は発音するのかどうか分からず悩みましたが、
とりあえずこうしておきます。
『Lillebjørn』の日本語表記もそうなんですが、
この発音で正しいのかどうかは断言出来ません。
(ネイティヴに訊くしか無いですよね)
『ノルウェー幻想曲』追加
(2011/2/22)

エリック・ビュエ → エリック・ビー
(2016/6/27)

《転載終了》
posted by Satos72 | 民謡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする